生活保護受給者の自立支援を担当する神奈川県小田原市の複数の職員が、ローマ字で「保護なめんな」とプリントされたジャンパーを着て世帯訪問していたことがわかった。
職員が自費で作り、「不正を罰する」といった受給者を威圧するような英文も書かれていた。市は17日、記者会見で「受給者に不快な思いをさせ深くおわびする」と陳謝した。
ジャンパーの胸には「HOGO NAMENNA」のローマ字や、×印が付いた「悪」の漢字をあしらったエンブレムがある。
リバプールFCのエンブレムをインスパイア!?
背中側には「我々は正義だ」「不当な利益を得るために我々をだまそうとするならば、あえて言おう。カスである」という意味の英語が書かれている。
市の会見によると、生活支援課に現在勤務している33人のうち28人が持っていた。28人のうち25人は、生活保護受給世帯を訪問し、相談に乗るなどするケースワーカー。市役所内で業務中に着ることもあったという。同課で勤務経験がある36人も購入していた。
作られたのは、生活保護支給を停止された男が2007年、市役所で職員を切りつけた事件がきっかけ。
当時の係長以下の職員が製作にかかわった。市福祉健康部の日比谷正人部長らは「職員の士気を高めるため、頑張っている自分たちを『なめるな』というほかの職員への誇示だった」と釈明した。背面にある「SHAT」は、「生活保護 悪を撲滅するチーム」を略したという。
同課職員の上司に当たる日比谷部長ら7人は同日、加部裕彦副市長による厳重注意とされた。日比谷部長はジャンパーの存在を知っていたが、本紙が取材で指摘するまで、文言は柄としてしか認識していなかったという。
加部副市長は給料の10分の1(1か月)を返上する。ジャンパーは公私を問わず着用を禁止した。
[via:http://www.news-postseven.com/archives/20170118_485367.html]
差別意識がどこかに?
生活保護の相談を受けているNPO法人POSSEの渡辺寛人氏は、小田原市の事案について「市の職員が、受給者を疑っているというメッセージ」と指摘した。
「生活保護の不正受給は、受給者のうち0・5%程度」とし、「受給できている人は有資格者の2割程度。残り8割は保護が受けられていない」との現状を示した。
行政は、積極的に受給者を増やそうという働き掛けに乏しいと分析。「貧困は自己責任という差別意識がどこかにあるのでは。あの文言を見れば、利用している人は『自分も疑われている』と傷つく」と話した。
[via:http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1766715.html]
ネットの反応
・俺もこんなカッコいいジャンパー欲しい。
・中学の教師が体育祭で作るTシャツと同レベルというところに感動したよ。コームインだなあw税金泥棒めっ
・ここまでやらんといけないくらい、日々の不正受給者達との戦いがきついんだって察してやれ。
・ナマポ窓口なんてストレス多いだろうな、気持ちは分かる
・なんで叩かれているのかわけわからん正論ジャン
・英語じゃなくハングル と 中国語じゃなきゃダメだろ!
・正しい事を言っているのに何故ダメなんですか?
・保護なめんなってのは独立したエンブレムとしてプリントされてるんだから不正受給に関わらず、受給者全員に言ってると捉えられるんだよ。
・まあ、不正受給はクズ以下だろ。
・「カス」使ったのはネタだよ。ガンダムのセリフのもじり。
・気になる奴にはとことん気になるプリントなんだな
・不正アカンけど、文言がねw
・むしろナマポ全員に着用を義務化しろ
・不正受給と生活保護は別にして考えるべき
・公務員はクズジャンパーも作って市民に配布しろよ
・これで不正受給減るなら誰も苦労せんわ
・こんなもん懲戒免職処分だから。注意で済むとか、あえて言おう、カスであると。
・問題はそんなもん着てたところで何にもならんことだな ただの職員の自己満足
・では「税金泥棒」と書かれたジャンバーを
言ってる事は正しい。
ズルい奴が不正受給して、本当に生活保護を受けるべき人が反故にされてる。
いいじゃないの
もっとやれ
どうせ半分近くが不正受給者だし