東京都武蔵野市にあるコンビニ大手セブン-イレブンの店舗が、風邪で休んだアルバイトの女子高生(16)に、代わりを探さなかったことを理由として実際に働いた5日間のアルバイト代2万3375円から9350円を差し引いていたことが31日、セブン&アイ・ホールディングスへの取材で分かった。
同ホールディングスの広報センターによると、店では、休む際に代わりの人を探さないとペナルティーを科すというルールを設け、アルバイトに伝えていた。
担当者は「代わりを探すのは雇用主の責任。労働基準法で定めた減給制裁の上限も超えている」としている。
女子高生は既にアルバイトを辞めているが、店側は差引額の全額を返済するという。
[via:http://www.nikkansports.com/general/news/1772505.html]
女子高生は1月中、風邪をひいたと伝えた上で2日間のシフトを休んだ。
同26日にバイト代が手渡されたが、明細には実際に働いた25時間分の額面が記載されていたものの、15時間分のバイト代しかなく、明細には「ペナルティ」「¥9350」と書かれた付せんが貼られていた。
[via:http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170131/cpd1701311346012-n1.htm]
給与明細から読み取れること
・時給935円
・1日5時間のバイトを5日間(合計25時間)やった
・バイト代は23,375円(935円×25時間)
・2日間(10時間)休んだ分は当然上記のバイト代には入っていない
・店側はなぜか休んだ10時間(9,350円)をペナルティとして納めるよう要求している
※明細にある「平成12年5月9日」は支給日ではなく誕生日だと思われる
女子高生の父親がこの画像をネット上で公開し、周囲から助言を求めた。
(1)オーナーは「バイトの子どもたちは納得している。間違っていることはしていない」と主張。
他の子も みんな同じで 仕方ない事だと我慢しています。これがこの店のルールだとオーナーは言い切っています。子どもたちは何も言えません。
(2)Aさんはオーナーと直接話したが埒が明かない。
先ほどオーナーという人に電話をしたら本人には説明してありますって… 高校生が言い返せない わかってるよね〜
文句があれば本人がって。契約書の文言にあるって。セブンってそんな契約書があるのですね。子どもが契約書をとってないから確認出来ない!
(3)Aさんは経営者の苦労は理解できるのであくまで穏便に改善を求めるつもり。
はい。オーナーも人手不足や経営の事で大変な事は理解できます。熱くならずに柔らかく話したいと思います。私も葬儀屋を営んでおり気持ちはわかるのです(。-_-。)
周囲からは「これは許されない」「子どもたちは騙されている」「弱い労働者の立場を守るために労働基準法があるのに」などという指摘が飛び交う。そもそも風邪で休むときに代わりの人を探すのはバイト本人ではなく、マネージャーにやらせるべきではないだろうか。
Aさんがセブンイレブン本社に問い合わせたところ、「この店はフランチャイズなので関与していない」という回答が返ってきた。直営店ではないということでオーナーと交渉を続けるしかなさそうだ。
その後、Aさんが労働基準監督署に問い合わせたところ、「法律違反」という回答が得られた。
オーナーの思惑
おそらくオーナーは額面上は正規の給料を載せておきながら独自ルールのペナルティで罰金を回収することでポケットマネーを増やしているものと思われる。高校生にとって9,350円は大金。純粋な子どもを騙してインチキルールでお金を巻き上げることは許されない。
[via:http://netgeek.biz/archives/91544]
ネットの反応
・警察が動け
・バイト辞める時も「それなら代わりの人間探してこい」と脅す馬鹿多いよな
・ばれたら返せば良いでは この手の問題はなくならない
・バイトの子可哀想だな。
・経営者の怠慢を労働者に添加する典型例だな
・そう言っておかないと安易に休む(サボる)奴がいるんだよ。
・今は恵方巻のことで頭がいっぱいw
・どっちかと言うと横領のような
・この超絶ブラックオーナーは前職が罰金制度あるような風俗の店長とかだったのか
・9350円はどこに消えた
ワッキー