「一見不気味。でもどこか、かわいい」というキャラクターが、全国各地で誕生し、ひそかに人気を呼んでいる。
骨が丸見えの「カツオ人間」(高知県)は、写真集が発売1か月で1万部を突破。白いつなぎの衣装におかっぱ頭の「オカザえもん」(愛知県岡崎市)は、市の「アート広報大臣」に就いた。専門家は「飽和状態のゆるキャラ界に巻き起こった新風」と見る。
カツオ人間は2007年、高知市の菓子メーカーが考案。黒い胴にカツオの頭が乗り、骨や赤身をあえて表現。「独自路線を走っている」とゆるキャラファンを“萌もえ”させた。うなぎ登りの人気に、高知県の外郭団体が4月、「特命課長」を委嘱し、東京・銀座での握手会に、先着100人の定員に200人以上が殺到した。
同3日に発売の写真集(A5判64ページ、1050円)では、高知市のはりまや橋にたたずみ、棚田の前でくつろぐショットなどを掲載。初版5000部が完売し、出版元の角川書店は「キャラクターの写真集で増刷は異例」と驚く。
オカザえもんは、名古屋市の現代美術作家・斉と公平太さんが制作。「妻に逃げられたバツイチ、子持ちの40歳」との設定で、頭と顔が「岡」の字を表し、胸には「崎」の文字。昨年あった岡崎市での芸術イベントに出品され、若い女性を中心に「キモかわいい」(気持ち悪いけどかわいい)と評判に。市の非公認キャラから公認の座をつかんだ。
このほか、「うどんの食べ過ぎで、ある朝目覚めると脳がうどんになっていた」という「うどん脳」(香川県)や、「子どもが泣き出した」というクレームで一時活動を自粛した経験を持つ「だるだる」(和歌山県)など続々登場している。「キモかわ」の先輩格である「せんとくん」(奈良県)は、撤回運動をはねのけてファンをつかんだ。
[読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130527-OYT1T00660.htm
キャラの名前が都市伝説的になってきた。
“だるだる”って…(笑)
“くねくね”みたい。
全然可愛くない
ご当地の意味なくなったね
流行ると何でもありになるから質が悪い。
せんとくんは今思えば最先端だったわ