「使い方を教えてくれ」と上司に言われて教えたFacebook。それが今では「いいね!」しないと機嫌を損ねるつらい日々。いまさら止めるわけにもいかず、SNSなんてなくなればいいのにと世界を呪っているあなたに「シャチクのミカタ」を紹介しよう。
いまや日本中でサラリーマンを悩ませる「いいね!」問題。本来は面白い発言や記事を共有するための機能。しかし今では、上司がシェアした発言に「いいね!」しないと「どうかね、つまらなかったかね」と嫌みを言われ、リンクに「いいね!」しないと「君はネットに興味がないのかね」と失望される。会社の忠実なシモベたるあなたなら、すべてに「いいね!」し、あらゆるリンク先を確認したいハズだ。
「シャチクのミカタ」は、上司がシェアした発言に自動的に「いいね!」し、上司のリンク投稿を抜き出してリスト表示してくれるウェブサービスだ。発言内容がポジティブな場合のみ「いいね!」するなど、機械的にボタンをクリックしているのを偽装する機能まで搭載している。また、「いいね!」は夜中に実行されるため、仕事中に遊んでいると思われることもない。
使い方は簡単。シャチクのミカタのトップページの「立派な社畜になる」ボタンをクリックしてアプリに移動し、投稿を許可するボタンをクリック。「上司管理」画面が表示されれば準備完了だ。
あとは「上司を追加」ボタンをクリックしてユーザー一覧から上司を追加し、アクション設定で何に対して「いいね!」するかを決めれば、不毛な作業からあなたは開放される。上司が「いいね!」したページもリスト化されるので、あの記事は面白かったですね、なんてお世辞も自然に口をついて出るようになる。
このサービスを使って上司の動向を細かくチェックし、立派な社畜道を歩んでほしい。ただし、このサービスを使っていることだけはバレないように注意しよう。
[夕刊フジ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130208-00000000-ykf-soci