男根料理というと、動物の陰茎部、または睾丸部＝精巣を調理したものですが、どちらにも大した栄養価は
ありません。

例えば、陰茎＝ペニスはほとんどが結合組織、つまり“筋（すじ）”でできています。ペニスの巨大化は陰茎に流入する血液のたまり具合で調節されるだけで、特別な性ホルモンなどは機能していません。

一方の精巣は、性欲のもとである男性ホルモンを合成している場所で、これを食べても、性ホルモンのほとんどが腸管から肝臓に運ばれ、ホルモン活性が無効化されてしまいます。精巣に含まれている「精子」も、中身はＤＮＡで、他の食材で十分に補えます。

大したカロリーもなければビタミンもない精子を食べる価値は、全くありません。

[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/health/206224/