総務省消防庁は5日、武力攻撃や災害などの緊急情報を地方自治体に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の3回目の再訓練を実施した。共同通信社の調べでは、静岡県牧之原市と兵庫県淡路市、長崎県川棚町で防災行政無線から音声が流れないトラブルが起き、原因を調べている。
今回の再訓練は、9月の一斉訓練で機器の不具合などのトラブルがあった29市町村が参加。午前10時と10時半の2回、国が訓練用の緊急情報を送信、市町村が受信後自動的に防災行政無線やメールに転送し、住民に伝わったかどうかを調べた。
牧之原市では2回とも音声が流れず、川棚町も一部地域で放送できなかったという。淡路市は2回目で一部地域に音声が流れなかった。
[msn]