5日にフジテレビで放映された「ホンマでっか！？TV」で衝撃的な事実が紹介されていた。なんとゆとり世代の社会人は、会社で叱られると泣いて帰宅する社員がいるため、それを阻止するためにあえて表彰してたたえている企業があると紹介。そうしないとブラック企業として「両親」や「弁護士」などに陰で愚痴などを言いふらすとのことだ。これにはゆとり世代がネットで「ゆとり世代の弾圧だ」などとひどく反発している。

そもそもゆとり世代はどの年代を指すのかという疑問があるが、番組内では「17歳~25歳（1997年～1989年生まれ）」と紹介していた。ただし2002年度に行われた学習指導要領による「ゆとり教育」を受けた世代である1987年から2004年生まれという説もあり、一概にどの世代がゆとりという明確な基準はない。

番組内で紹介されていた「ゆとり社員」の事例が凄かった。たとえば以下のような事例があるという

・　会社でミスコピーして叱られると泣いて帰る。翌週辞表を出す
・　飲み会に行きたくないという
・　飲み会に行かない理由は「冷蔵庫の中の食べ物が賞味期限切れを起こすから」
・　残業でデートに遅れ彼女に怒られ上司に新しい彼女を探せと文句を言う
・　残業が増えた子供を哀れに思った母親が会社に殴り込み
・　日当たり良好な席に配属された女性社員「シミができる」と上司をその場で批判
・　会社の席替えはくじ引き
・　会社の席替えが週一で行われる
・　仕事でミスをした社員を表彰し金一封
・　昼食の献立を母親に送信

などなど。実際にこのような事例があるのかどうかは不明ですが母親が会社に来るというケースはよくあるようです。これらゆとり世代の行動には大人たちにとって「呆れた」と愛想を尽かすものの、これが現代社会だと受け入れるしかないというのも現状。

同様に我々の上の世代もあきらめてきていたに違いない。

[秒刊サンデー]
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