変なニュース

痛いニュースと芸能や面白ネタ満載の変なニュース

カテゴリ:やっぱりね

楽天がステマ被害で訴える。架空注文のやらせ投稿でランキング表示順位を操作

2015/03/23

LINEで送る
Pocket

インターネットによる通信販売サイト「楽天市場」で、架空の注文をしたりウソの口コミを投稿したりする大掛かりな「ステマ」が発覚した。

楽天はこれを仕組んだとして大阪市のシステム会社に約1億9800万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしたが、通販への不信がさらに広がりかねない事態になっている。

楽天が訴えたのは、大阪市北区でホームページの制作やサイトの運営・保守などを主な業務とする「ディーシーエイト」。2015年3月20日に第1回口頭弁論が開かれ、同社側は争う姿勢を示しているという。

楽天では、「楽天市場」で買い物した人が商品を5段階で評価してコメントを投稿できる「みんなのレビュー」を提供。また、売れ筋商品をランキングで表示しており、利用者が商品を購入する際の判断材料にしてもらっている。

ディーシーエイトは、ランキングの上位表示を狙った出店者の依頼を受けて、「やらせ」の口コミや架空の注文を繰り返し、わかっているだけで11万4327件も投稿していた。

同社の行為はステルスマーケティング、いわゆる「ステマ」だ。契約した出店者の商品を称賛する、好意的な口コミをいくつも投稿。それによって、その商品はランキングの上位に表示され、商品が売れて出店者は儲かる。
20150323-2-2
楽天市場のような集客力の高いサイトになると、多くの人が検索の1ページ目に表示された、上位人気の商品を選ぶ傾向にあるからだ。

複数のメディアによると、2014年1月に楽天は調査で121の出店者がディーシーエイトに依頼して、月額8万円で店側に優位な評価を月150件ずつ投稿する契約を結んでいたことを把握。

もともと楽天は利用規約で出店者による「自作自演」の投稿を禁じている。各出店者に中止を求めたが、これに応じなかった数十店とは出店契約を解いたという。

楽天は「サクラ行為で公正なサービスを妨害された」と主張しており、それらによる損害賠償を求めた。

[引用/参照:http://www.j-cast.com/2015/03/21231013.html]

楽天は昨年1月ごろ、同一パソコンから短時間に多数の会員IDにログインされていることを確認した。

調査した結果、デ社が大量のIDを使い分けて店に商品を架空発注し、取引実態があるように装って、好意的な口コミの投稿を繰り返していたことが判明した。

楽天側は訴状で、商品検索した際の出店者の表示順の決定方法を営業秘密としながらも、「利用者の投稿数や評価内容は、順位決定の重要な要素になると信じられている」と主張。

自作自演を禁じた利用規約に基づき一部の出店者との契約を解除せざるを得ず、売り上げが約1億4千万円減ったほか、出店者が払う広告収入にも約6千万円の損害が生じたと訴えている。

[引用/参照:http://www.sankei.com/west/news/150321/wst1503210019-n1.html]

こんな記事はいかがですか?
注目されている記事

まだデータがありません。

この記事、あなたはどう思いましたか?

コメントを残す