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Googleマップ超絶劣化でユーザー大混乱「ゼンリンさんが凄かったのか」の声

2019/03/26

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「Googleマップから林道、細い路地、バス停が消えた」「建造物の情報が古くなった」「道路の形や名称、地形がおかしい」

──そんな報告が3月21日夜からネット上で相次いでいる。実際に日本国内の地図が以前から変わっている他、一部の道路が欠損していたり、建物が道路に重なって表示されたりする場所が多数存在している。

Googleマップの見た目が変わってから、地図の右下にあるコピーライト表記にあったZENRINの文字が消え、「地図データ©2019 Google」となっている。

これまで採用していた国内大手の地図メーカー・ゼンリンの地図データから、Googleが自前で用意した地図データに変更した可能性が高い。

Googleは6日、Googleマップの日本向け地図を一新すると発表。より分かりやすい徒歩ナビゲーションや乗換案内、地図のダウンロードが可能になるとしていた。

今回の変更はその一環とみられる。新機能として提供する「オフラインマップ」は、地図を事前にダウンロードしてオフライン環境でも見られるようにするものだが、日本ではこれまで「契約上の制限」として提供していなかった。

ゼンリンはGoogleマップのサービス開始当初(2005年)から地図データをGoogleに提供。

オフラインマップがついに日本で実装されるとの発表から、「両社で契約の折り合いがついたのでは」との見方もあったが、実際はゼンリンとの契約を終了し、Google製の地図データに切り替えて提供する方向に入ったとみるのが自然だ。

Webサービスの地図を巡っては、12年に米AppleがiOS向けに公開した自社製の地図アプリで「パチンコガンダム駅」といった誤表記が続出し、話題になった。

今回の新Googleマップは、不適切な道路の形状などが航空写真の画像に影響されている点が多数見受けられることから、「航空写真から道路の存在や形状を機械学習で検出しているのでは」「過疎地域ではスマートフォンの通過実績を使っているのでは」という指摘もある。

3月22日時点では、以前の地図が見られる抜け道がある。道路からの風景が見られるストリートビューを開き、左下に表示される地図の拡大表示を行うと、従来の地図が表示される。

Googleがこのような状況を把握していないとは考えにくく、どのような対策を取るのかに注目が集まりそうだ。

GoogleマップはAndroid端末の標準地図アプリとして搭載されるなど、ユーザーも多いことから混乱はしばらく続くだろう。

一方、ゼンリンは新たな提携パートナーを見つけたようだ。20日(現地時間)、Webサイトやアプリ向けに地図サービスを提供する米Mapboxは、ゼンリンと提携して日本の地図データを強化したと発表した。

[via:ITmedia]
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/22/news067.html

グーグル日本法人は23日、「素早い解決に努めており、内容を調査している」とコメントした。《中略》

契約変更について、グーグルは「個別の契約についてはコメントしていない」と話した。ゼンリン側も「グーグル社のサービスについて仕様や契約に関する回答は控える」とした。《中略》

また米国の地図作製サービス会社、マップボックスが20日、ゼンリンから地図データの提供を受けることを発表した。

その直後からグーグルマップの不具合が起きていることから、ゼンリンとの契約変更との関連性が指摘されている。

マップボックスは企業のウェブサイトなどに地図を組み込むためのサービスを提供している。ゼンリンとの協業で「小都市や地方の小さな道まで、詳細な情報を英語と日本語の両方で提供できる」という。

マップボックスにはソフトバンク・ビジョン・ファンドが出資している。

[via:日本経済新聞]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42830880T20C19A3EA5000/

どうしたGoogleマップ?

巷では駐車場が道路になっているとか、あるはずの道路がないといったことが話題になっている。Googleマップが素晴らしかったのではなくZENRINが素晴らしかっただけじゃないかといった意見も多く見かける。

さらには、要素技術が卓越した日本の技術も、米国のプラットフォーマーに好きなように利用されるだけと日本の将来を嘆いたり……。

今回の件で被害を被った企業、団体、商店、飲食店は少なくないだろう。自サイトにGoogleの地図を表示したり、リンクしたりしていたところは、その先にある地図が正確であることを前提としていたのだから、万が一、地図の不正確さが原因でたどり着けなければたいへんだ。

ただ、ぐるなびやホットペッパーなどで表示されている地図には、ZENRINクレジットがないにもかかわらず、Googleマップのサイトでは表示されない道もちゃんと表示される。その相関関係がどうにもわからない。《中略》

ただ、コトの本質はそこじゃない。Googleが何をしたのかではなく、何をしようとしているのかに注目しなければならない。

たとえば今、東京・渋谷周辺は再開発でたいへんな状況になっている。かなり頻繁に訪問する街なのに、行くたびに様相が変わっている。その変化をリアルタイムで地図に反映するのはたいへんな作業が必要になる。

紙の地図なら、ある瞬間を切り取ったものなのであきらめもつくが、Webの地図は生きているはずと、現時点での状況が反映されていることを期待するだろう。今、目の前にある状況を地図上でも確認したい。本当はそうなのだが、人間は地図と現実はちがうということを無意識に納得し、あきらめていた。

Googleマップが目指すこと

Googleがやろうとしているのは、ビッグデータを元に地図を自動生成することではないか。

たとえば、人が歩いた実績を元に、おそらく道であろうと推測して、それを地図上に展開する。ある日、そこに私道につき立ち入り禁止の看板が出たら、そこに侵入する人の数は激減してそこは道路ではなくなる。

つまり、Googleマップは「勝手に育つ地図」の提供への道を歩み始めたということだ。

Google Earthも、Googleマップのストリートビューも、ポケモンGoもIngressもそのための布石だったのかと思うと、いろんなことが腑に落ちてくる。いや、こうした各種レイヤーのデータが集まってから、何に使うかを考えた結果なのかもしれない。《中略》

地図に「解像度」という概念があるのかどうかは議論すべきことだとは思うが、直接人間の手を煩わせずに、実績としての「移動」と実績としての「道路」など、さまざまなレイヤーにまたがる情報の位置合わせによって、解像度の高い地図を生成することができればどうか。

すぐれたAIがあれば、きっとそれができる。これまでの地図の概念をくつがえすことができるかもしれない。それを試せるフィールドとして日本は絶好のロケーションだともいえる。

AIの進化を体験できるチャンス?

ただ、これをいきなり本番投入というのはやりすぎだとは思う。せめてベータテストとして少なくとも1年程度の猶予は必要だったのではないか。

もしかしたら、1年以上前から準備は進められていたのかもしれないが、サービスインが早すぎたようだ。このあたり、Googleには、日本の地図をこれからどうしたいのかを、きちんと説明してほしいと思う。

[via:マイナビニュース]
https://news.mynavi.jp/article/compass-169/

ネットの反応

・Google Mapsの普及度を考えるとこれは大変なことになるのでは?
・3/21からちゃうで今月に入ってからずっとおかしかった
・ルート検索してもクルクルしてたのはこのせいだったのかな。いつまでたっても検索結果返さないし、場所をつかむのもえらい遅い。
・グーグルマップを利用していた人は、まさにキツネにつままれたようでしたろう…(^^;)
・ストビューカーが入れない道は極細に書かれる(?)という酷い規則性が…。
・過疎地の半廃道みたいな道がごっそり消滅している可能性がありますね。
・空撮画像が古いんだよ
・やべぇ… 私の実家の近く、私が歩いたところだけ道路になっているwww さすがに県道クラスは問題ないけど、私が歩いてないところがかなり欠落してるぞ…
・日本のgoogleマップから背景地図としてのバス停表示が消えた。
・個人的にはかなりの改悪と感じるので元に戻してほしい。。。
・Googlemap ゼンリンが外れたせいか分からんけど住所で位置特定出来なくなってる。移動する時、住所入れればいいや」って行動してる人!気をつけて。周辺を足で探さなきゃいけなくなってる。
・航空写真で山の陰になってる部分を誤認識して謎の湖ができてるw
・都市部以外は改悪や欠落が目立つね…
 ・バス停のデータが消えた
 ・私道がルートに(警告はあるが)出てくる
 ・過疎地域の地形図が壊滅的で踏破してる人が居ない限り道が出てこ無くなる
 ・運休区間の路線が廃線扱いを受けてる
・未だに車のナビって優秀だな って思う時がある
 >スマホで十分って意見が消える。
・新名神が今だに反映されないとか使えない
・地図の役に立ってないレベルじゃん
・iPhoneユーザー限定なら純正Mapの方が実用的
・私有地が公道扱いになってたり、色々とアレだな。
・配車アプリ使いモノになんないじゃん
・自動運転は海外優勢とか嘘やなこれ 開発してる自国以外クソやろこんなんじゃ
・外人が作った日本地図では信用できないよね
・ゼンリンくらいサクッと買収すれば良いのにね そしたらカーナビ系もだいぶ支配できるから、コストメリットは十分美味しいと思うんだけど
・買収するとしても いったんgoogle mapへの採用を止めたとインパクト与えて株価下落させた上の方がいいか
 >株価は知らんがゼンリンの評価がかえって上がってるw
・ゼンリンお前だったのか いつも地図をメンテしていたのは。。。
・ゼンリンさんはね、徒歩で地図作るから民家一軒に至るまで凄いディテールなの。
・「優れたデータがありながら地図アプリに最適化できなかった日本企業の先見の明の無さ」という話と表裏一体よな。
・ZENRINとまだ提携しているヤフーマップに民族大移動が起きてる
・地図アプリの一強時代が終わったということかな。
・これから進化するかもしらんがユーザーはそんなもんに付き合う必要はないからな 進化してから呼んでくれって感じ

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  • 名無しのニュースマニアさん 2022/04/03 14:29

    ゴミまとめうざい消えろ

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