高須クリニックの高須克弥院長が、ネット民とバトルを繰り広げている。
高須院長らが始めた大村秀章愛知県知事の解職請求(リコール)を求める署名運動において、提出された署名のうち8割超が無効と判断された問題で、ネット民とバトルを繰り広げている。署名には同一人物のものと思われる筆跡などが見つかった。
さらに、名古屋の会社が、アルバイトを動員し署名を書き写す作業をさせていたと、16日の『中日新聞』(中日新聞社)と『西日本新聞』(西日本新聞社)がスクープで報じた。
報道を受け、高須院長は同日ツイッターで、「僕が全責任者だ。早く戦犯として僕を捕まえなさい。さ、早く。それを正確に報道したまえ」と自らの潔白を主張。複数社の記者とのやりとりも随時公開していった。
さらに、「僕が全部の責任者だ。何でも疑問に答える。逃げ回っている犯人は堂々と顔を見せなさい」と書き込んだ。
これには「マスコミが世論を作り出す時の手ですね」「一方的に高須先生が悪者(バイトを雇って署名水増しさせた)な風潮が強くなってきていますが、ちょっと違和感です」といった声が聞かれた。
翌17日も高須院長は精力的にツイッターを更新。
「『明らかにバレる』はずの大量の偽造署名を全く疑わず提出した高須先生が超ド級の無能になっちゃうじゃありませんか」と書き込んだネットユーザーに対し、
「無能と言われても、法律に愚直に従い署名を疑わないのが代表責任者の義務です。僕は法に従って堂々と義務を果たしております。選挙管理委員会に提出した署名数が法定署名数に達したら有効無効を調べるのが選挙管理委員会の法定義務です」とコメントしている。
こちらには「あんたは最初から全部知ってたんだろ」「明白にお願いします」といった真相究明を求める声が相次いだ。
現在の焦点は、高須院長が不正署名を知っており、直接関与していたかになっていると言えるだろう。
[via:リアルライブ]
https://npn.co.jp/article/detail/200011324
リコール運動は、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が主導。名古屋市の河村たかし市長らが支援した。
愛知県選挙管理委員会によると、提出された約43万5千人分の署名うち、8割超に当たる約36万2千人分が無効と判断された。
県選管は今月15日、署名が大量に偽造された疑いがあるとして、地方自治法違反容疑で愛知県警に刑事告発した。
下請け広告会社「事務局の指示」
広告関連会社の幹部は、リコール運動を主導した事務局の指示だったと周囲に説明。問題は、大規模な組織的不正に発展する可能性が出てきた。
関係者によると、広告関連会社は運動事務局の指示で、人材紹介会社を通じてアルバイトを募集。昨年10月、佐賀県内の貸会議室にアルバイトを集め、用意した名簿を基に、署名簿に他人の氏名や住所を書かせた。
現地では運動事務局の関係者がアルバイトに具体的な指示を出していたという。人材紹介会社の担当者は「募集内容の詳細は分からない。現在、確認している」と話した。
[via:佐賀新聞LIVE]
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/633740
運動事務局 バイト募集の関与は否定
[2月16日]
これを受け、署名活動のために高須氏らが立ち上げた団体の事務局長・田中孝博・元愛知県議が同日夕、記者団の取材に答えた。
田中氏は「九州で作成した署名簿があったのは確認している」とする一方で、アルバイト募集への関与については「一切ない」と否定した。
リコールには愛知県に住所がある人の押印も含む約86万筆の有効署名が必要だったが、提出は約43万5千筆にとどまった。
佐賀で作成された署名簿は「印鑑がすべて無いと聞いている」と説明。なぜ佐賀で署名簿が作成されたのかについては「分からない」と語った。また、これらの署名簿は提出していないとの認識も示した。
一方で、人材紹介会社(東京)の担当者は「弊社のサイトを通じた求人があったことは確認した。文書の書き写し作業としての募集で、当然ながら署名簿への書き写しなどは承知していない」と説明している。
[via:朝日新聞デジタル]
https://www.asahi.com/articles/ASP2J6G53P2JOIPE011.html
運動事務局「とにかくバイト集めて」
[2月18日]
署名偽造のアルバイト募集に関与したとされる名古屋市の広告関連会社が、リコール運動事務局から「とにかく人を集めてくれ」と依頼され、数百万円で業務を請け負った疑いがあることが18日、関係者への取材で分かった。
広告関連会社幹部が、事務局から受け取ったとする発注書に金額などが記載されているという。
運動事務局の田中孝博事務局長は記者会見で「発注も依頼もしていない」と関与を否定。一方で、「署名簿の一部が九州で作られたとの情報は確認した」と説明している。
[via:共同通信]
https://news.yahoo.co.jp/articles/415444df8b8e3372403e44c94260b9a50256b5da
求人アプリ「タイミー」が求人認め謝罪
「偽の署名を書くバイト募集では」と疑われていたのは、求人アプリ「タイミー」に昨年10月に掲載された、「佐賀市での名簿書き替え作業」という求人。
「データをお渡しするので、それを元に修正をおこなっていただく業務です」「行政からのご依頼になるので、お名前・住所・電話番号を一定期間管理させていただきます」などと書かれていた。時給は1000円弱ほどだった。
アプリ運営会社のタイミーは2月17日、「関連すると思われる求人が過去に存在していたことを確認した」と認め、関係者に謝罪する声明を出した。《中略》
タイミーは、「スキマバイトアプリ」をうたう、単発バイトの求人アプリ。面接や登録会なしで働け、仕事が終わったらその場でアプリに報酬が反映される仕組みで、気軽に働けるのが特徴だ。昨年12月時点で、160万人が利用し、3万1000店舗に使われているという。
[via:ITmedia]
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/18/news070.html
バイトの証言①
(佐賀市30代女性)
「何かおかしいと思っていた」。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)に向けた署名集めについて、実際に偽の署名を書き込むアルバイトをした佐賀市の30代女性が佐賀新聞の取材に応じ、当時の様子を語った。
女性は昨年10月、東京都の人材派遣会社のサイトで「名簿の書き写し」「時給950円」といった内容の募集をたまたま見つけた。
会場の県青年会館(佐賀市)には若者から高齢者まで約50~60人が集まっていた。偽の署名を書く作業とは知らされていなかった。
「口外しない」と誓約書
館内の貸会議室では、試験会場のように長机が並べられ、名簿が入っている段ボール箱が積まれていた。
携帯電話などの荷物はビニール袋に入れて後ろの棚に置き、休憩時間以外は触れることができなかった。「口外しません」という誓約書にも記入した。
名簿のバイトでは、手書きのデータをパソコンに打ち込むのが一般的だが、今回はその逆だった。
名前や住所が書かれた名簿を手渡され「了承をいただいているので、おかしなことはない」と言われた。手書きする用紙には、高須クリニックの高須克弥院長と河村たかし名古屋市長の写真が掲載されていた。
1枚につき10人分の欄があり、午前9時ごろから夕方まで作業。女性は3、4日間だけ働いた。全体の作業は当初1週間ほどの予定だったが延長され、2週間ほどになったという。
偽の署名を書いていたことについて女性は「仕事の割にバイト代が高いと感じていた。巻き込まれたというか、知らなかったとはいえ、こんな大ごとだとは思わなかった」と困惑した様子で話した。
人材派遣会社の担当者は取材に対し「現在、事実関係を確認している」とコメントした。
[via:佐賀新聞LIVE]
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/634062
バイトの証言②
(久留米市男性)
「もう、いきなり変ですよ。いきなり高須さんと河村市長の顔写真が横に付いていて、『愛知県のリコールします』みたいに書いてあって。そこに100人近くの人間が黙々と作業していて。行った瞬間おかしいなと思いましたね」
16日、FNNの取材にこう証言したのは、福岡県久留米市に住む契約社員の男性。《中略》
「大ホールみたいなのがあって、折り畳み式の机がダーっと並んでいてそこで黙々と。名簿の束がドサドサっと置いてあって、転記する用の名簿もあって、そこに名簿を見ながら書き写すようにと指示がありました。見た瞬間、もうこれはおかしいなと、後々絶対に問題になるだろうなという認識がありました」
男性によると去年10月下旬、人材紹介会社からの案内で時給950円で書き写しの作業に参加。
指示を受けて訪れた佐賀市内の貸会議室には100人近くが集められ、黙々と名簿を書き写す作業をしていたといいます。
「(1枚の署名簿に)書くところが確か10カ所くらいあるんですよね。なぜか指示が『7人までにしてくれ、8人までにしてくれ』と。10人埋まっていたら怪しいと思われるでしょうね、たぶん」
大規模な署名の偽造…。何者かが署名の偽造を指示し、資金を出したのでしょうか…。
「まさかですよね、あってはならないことだと思います。こういうのをお金で買うというか、民意で選ばれた人をお金を使った不正操作で退職させるのは良くないことだと思います」
[via:東海テレビ]
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa985092b129cb26098a315b0a18a004aef001d
疑われる組織的関与、成果誇示か
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡り、選挙管理委員会に提出された署名の83.2%が無効と判断された。不正署名は約36万2千人分に上り、指示役の存在や組織の関与が疑われる。
専門家は「リコール運動が支持を集めたと誇示するために署名の水増しが行われたのではないか」と指摘する。県選管は事態を重く見て、地方自治法違反容疑で刑事告発を調整している。
「どう見ても同じ筆跡の署名が次から次へと出てきた」。
署名を調査した県内自治体の関係者は証言する。署名には住所、氏名、生年月日に加え、押印もしくは指印が必要だ。県選管の調査によると、無効と判断された署名の約90%は同一の筆跡とみられるもの、約48%は選挙人名簿に登録されていない人の署名だった。
不正署名に使われた人には県議など議員も含まれていた。ある市議は「選挙の際などに個人情報が公開されるため、利用されやすいのではないか」と推測する。
だが、大量の個人情報をどうやって集めたのか。
署名には既に死亡した人の名前もあったことから、古い選挙人名簿や各種団体の名簿が悪用された可能性が指摘される。
名前を無断で使用されたとして告訴した弥富市議の代理人弁護士は「何らかの手段で入手した名簿を基に、取りまとめ役の指示で偽造が実行されたのではないか」と組織的な関与を疑った。
芸術祭を巡って大村氏と対立する名古屋市の河村たかし市長も運動に加わった。ただ、大村氏の解職の賛否を問う住民投票実施に必要な法定数約86万6千人分の署名を集めるのは当初から「ハードルが高い」(県議会関係者)と見られていた。
実際、今回提出された署名は約43万5千人分で、半分ほどにとどまった。愛知大の後房雄教授(政治学)は「運動が一定の成果を出したという雰囲気をつくるために大量の偽造が行われた可能性がある」と分析する。
高須氏や運動の事務局は不正への関与を否定。河村氏も「私も被害者」と訴え、現時点で誰が不正に手を染めたのかは不明だ。
大村氏は5日の記者会見で「関係者は事実を明らかにする努力をすべきだ」と両氏に要求。後教授は「直接請求制度をゆがめる重大な問題だ。高須氏や河村氏が被害者ぶるのは支離滅裂だ」と批判した。
[via:日本経済新聞]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD083CA0Y1A200C2000000/
ネットの反応
・事務局ぅ、アウトー!
・どんどん明るみになるな、いいぞw
・民主主義をバカにした結構規模が大きい組織的犯罪
・嘘つきは誰?
・とりあえず事務局が絡んでいたことまでは確定か。
・バカだねぇ。いずればれるでしょ。
・この問題を、高須院長と河村たかしが説明しないと自身の信用問題になる。
・うやむやにせず絶対はっきりさせてほしい。
・事務局が忖度したんでしょ?殿が恥をかかないように。モリカケと同じで高須先生らは無罪だよ
>擁護するにも、もう、そういうストーリーしか残ってないわな
>阿保かお前は、誰が金出すんだよ
・誰がやったのか明らかにすべき。
・数百万もの金を事務局が勝手に使用?
・んで事務局の誰なのよw金の出入りも調べろ
・さすがに数百万円の金の出入りを事務局長が知らなかったとはとても言えないだろうな
・発注書に記載された発注元はすぐに分かる話で、捜査はすぐに進みそうですね。
・事務局は数日前に会計を公開することもなく閉鎖されてます
・事務局長は佐賀産の署名の存在も認めたし逮捕待ったなしだな
・派遣会社は、依頼された時は気がつかなかった可能性はある。ただ、依頼者は確実に知ってるから、資金提供者等々すぐ分かると思う。
・違法なことをさせていて誓約書とは。
・広告関連会社・その下請け会社・人材紹介会社の幹部も、捕まりたくなければ、遅かれ早かれ本当の事を供述するだろう。
・事務局長の田中孝博は、確か次回衆議院選挙の維新候補者。維新の会も、我関せずと言う訳にはいかなさそうだな
・事務局の人間が数百万を用意し、事務局長にも高須にも無断でバイトを勝手に集めて偽造署名を作らせる。そんな事あり得るか?(笑)
・背後に高須、河村両氏がいるのは想像に難くない。河村氏こそリコールされるべき。
・高須も河村もここに来て急に被害者面
・「愛国ビジネス」の化けの皮が国内外ではがれ始めている気がする。
・主犯までたどり着いてほしい。正義のために。
・不正の告発で、あわてて署名簿の廃棄を目論んだ理由を知りたいねw
>個人情報漏洩とは個人情報が不正署名に使われた、てのが真相かな
>高須院長は、個人情報漏洩の懸念して名簿の提出を辞退したから、それが不正署名に使われた、てのが真相かな