清潔感のあるボタンダウンシャツに、ストライプ柄のネクタイ。きりりとした眉に涼しげな目元…。
東京大学(東京都文京区)に拠点を置く研究プロジェクトのウェブサイトで、若手研究者として写真付きで紹介されていた同大院生の男(34)。
さわやかなプロフィル写真からは、女子高校生へのわいせつ行為を図るという“別の顔”があったとは想像しにくい。誰もがうらやむ頭脳を持つ男が犯行に及んだ動機は、驚くほど短絡的なものだった。
珍しい自転車
事件があったのは6月1日夜。東京都荒川区内の路上を1人で歩いていた女子生徒の背後から男が近づき、突然、持っていたトートバッグを女子生徒の頭にかぶせた。
男はそのまま抱きついたが、女子生徒は悲鳴を上げて抵抗。男は仕方なく体を離し、近くに止めていた自分の自転車に乗って逃走した。しかし、その姿は現場周辺の防犯カメラに鮮明に記録されていた。
「カメラに写っていた自転車と、同じ自転車に乗った男がいる」-。ほどなく警視庁荒川署の捜査線上に1人の男が浮上した。
実は、男が乗っていた自転車は、都内近郊で35台しか出回っていない珍しいものだった。同署は販売店舗や防犯登録などから容疑者を絞り込んで特定した。
そして8月2日。「動いたぞ!」。男の行動確認をしていた捜査員らに緊張が走った。
男は今度は豊島区内で別の女子高校生の後を付けて住宅の敷地内に侵入。その直後、警戒していた捜査員に邸宅侵入の現行犯で取り押さえられた。
その後の調べで、男は6月の事件についても関与を認め、9日に強制わいせつ未遂容疑で再逮捕された。
「ストレス和らいだ」
男の経歴は、まさにエリート研究者そのものだった。東京大学教養学部を卒業後、同大大学院農学生命科学研究科で修士課程を修了。その後、民間シンクタンク勤務を経て、博士課程で研究を継続していたという。
専門は農業史で、寒冷地の農業における気候変動の影響評価など、地球規模の研究への貢献が期待されていた。
男は強制わいせつ未遂容疑について、トートバッグをかぶせようとしたことは認める一方、「手が触れただけ」と一部は否認。
動機については「スリルや背徳感があった」「堅苦しい研究と真逆のことをすると、ストレスが和らぐのを感じた」などと説明しているという。
重要な研究へのプレッシャーから犯行に及んだのだとしても、暗闇で突然襲われた女子生徒の恐怖は計り知れず、“ストレス解消”は理不尽かつ身勝手な言い訳としか言いようがない。
わいせつ事件過去にも
東大生をめぐっては、過去に卑劣なわいせつ事件も発生している。
昨年5月に酒に酔わせた女子大生にわいせつな行為をしたとして、当時の学部生2人と院生の計3人が起訴された集団強制わいせつ事件が記憶に新しい。
事件では、お互いをはやし立て、号泣する被害者の体を笑いながら弄ぶなど、女性を“モノ”としか見ていなかった学生らの軽薄で卑劣な犯行態様が明らかになった。
いわゆる「スーパーフリー事件」など、過去にも有名大学の男子学生らによる女性暴行事件は起きてきた。
頭脳明晰(めいせき)、品行方正…。
優秀な人材を輩出する名門校に対する世間のイメージとは裏腹に、「エリート」と呼ばれる若者たちの少なくとも一部には、自分の肩書への過信や女性の人格蔑視など“精神的なゆがみ”が起きていることは否定できなさそうだ。
[via:http://www.sankei.com/premium/news/170824/prm1708240002-n1.html]
華やかな職歴とは裏腹に稚拙すぎる犯行
同容疑者は福岡県出身。東大教養学部でアジア地域文化研究を選択し、卒業後に理科系の東大大学院農学生命科学研究科に転じた“変わり種”といえる。
’08年に修士課程を修了。同年4月、都内の財閥系大手シンクタンクに就職し、食や農業にかかわる調査・研究職に従事した。
職歴は華やか。約7年間のシンクタンク在職中、官公庁の委託業務を複数こなした。
例えば’12年には農水省の委託で福島原発事故の影響により縮小した輸出先国の需要回復に向けた戦略的マーケティング事業調査に参加。途上国の農業投資拡大のための検討調査や、国交省委託の未利用森林資源の収集システム調査事業も担当している。
いつ大学院に戻って博士課程に通うようになったかはわからない。
しかし、’09年に在ブラジルの日本商工会議所を表敬訪問して地球規模の食料安全保障について意見交換しているほか、昨年2月にはフランス国立社会科学高等研究院日仏財団の研究フェローとしてパリでセミナー講師を務めるなど世界を股にかけた活躍ぶり。事件とのギャップは大きい。
東大に、大学としてのコメントと福原容疑者に対する処分の見込みを尋ねると、「個人情報なので答えられない。処分するかどうかも個人情報なので話せない」(広報課)と一蹴されてしまった。
なぜ、超高学歴のエリートが粗暴な犯行に走ったのか。新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(社会心理学)は、
「性的な犯罪と、学歴・社会的地位は関係ありません」
と前置きして話す。
「それにしても犯行態様が稚拙すぎます。街中に防犯カメラがあるのはニュースや刑事ドラマを見てもわかること。
目隠しのトートバッグをかぶせておきながら、悲鳴を上げられてすぐ逃げたのも中途半端で行き当たりばったりです。知的レベルは高くても、想像力が足りない。
被害に遭った少女がどれほど怖い思いをしたか。人間関係能力が低いんだと思います」(碓井教授)
容疑者には善悪の勉強からやり直してもらいたい。
[via:http://www.jprime.jp/articles/-/10416]
ネットの反応
・おいおい頭いいなあ
・チープなスリルに身を任せすぎw
・御託を並べてもタダの痴漢
・トートバッグを頭に被せるとは…
・こういう言い訳しちゃうのがキモヲタの特徴
・スリルだストレスだとかなにカッコつけとんねん
100%エロいことしたかっただけやろ
・34歳で院生て何?
・東大院にいるやつなんて学歴ロンダの見栄坊というイメージしかない
>学歴ロンダじゃない生粋の東大 しかもキモオタ風ルックスでもない
・ホンマもんのエリートやん!
・未遂じゃションベン刑やん。
住侵ですでにパクられてるけど、罰金やわ
・この手のタイプは風俗で満足しないんだよ
非日常的な事で性欲を解消する
頭が良すぎると変人になる法則