その年に話題となった言葉を決定する年末恒例の『2012 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が3日発表され、今年大ブレイクしたピン芸人スギちゃんの持ちネタ「ワイルドだろぉ」が年間大賞に選ばれた。
芸人による大賞受賞は2008年のエド・はるみ「グ~!」以来4年ぶり。
また今夏に開催されたロンドン五輪での競泳・松田丈志選手による「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」や、京都大学・山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで一気に広まった「iPS細胞」などがトップテン入りを果たした。
また、受賞対象から、生活保護を意味するインターネット上の俗語「ナマポ」が外されたことが主催者側への取材で分かった。この言葉を巡っては、受給者への差別や悪意を助長しかねないとの指摘が相次いでいた。主催者側は、今回の措置と苦情が寄せられたこととは無関係としているが、差別を肯定したと受け取られる可能性があると判断した。
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