最近、SNSに「海外旅行が趣味です」なんて書いているキャバ嬢をよく見かける。割安なAirbnbやLCCなど、いまは手軽に旅ができる時代になった。
とはいえ、そう頻繁に行けるものでもないだろう。なぜ、たいして売れてもなさそうな彼女が……と不思議に感じてならなかった。
じつは、その裏には「旅をしながら稼ぐ」という新しいスタイルがあるというのだ。
だが、正式な就労許可がなければ海外で働くことは違法行為である。にも関わらず、いま多くの売れないキャバ嬢たちが海外に出稼ぎに行っているらしい。
それだけではない。なんと売春しながら旅しているキャバ嬢までいるというのだ……。
海外を旅しながらキャバクラ・売春で稼ぐ日本人女性
不景気の煽りをうけ、よっぽど大都市をのぞき、多くの繁華街は閑古鳥が鳴いている。
日本のキャバクラは現在、昔のような繁盛店もなければ、派手な世界とも言えなくなった。今ではごく普通の女たちが日銭を稼ぐ程度の場所なのだ。
千葉県の売れないキャバ嬢だったA子(24)だが、ココ数年で一気に金回りが良くなった。安っぽいファストファッションブランドばかり着ていたはずだが、最近はヴィトンやプラダなどの高級バッグを購入。
InstagramやFacebookのタイムラインには、頻繁に海外旅行に出掛けるといったリア充アピールが並ぶ。彼女がそこまで豪遊できる理由とは。A子が言うにはこうだった。
「海外に日本人専用のキャバクラがあるんだよ。しかも、自由出勤で日払いだから、海外に長期滞在しながら日銭を稼ぎ、旅を楽しめちゃうっていう仕組みね。
ワタシはアジア好きだから東南アジアを中心にバンコク、香港、シンガポールで働きながら遊ぶ。友達はハワイで働きながらアバンチュールを楽しんでるよ」
では、肝心のビザや就労許可はどうなっているのか。
「法律的にはアウトだけど、観光ビザで働いてるよ!そもそもオーナーが警察に賄賂を渡して暗黙の了解でお店をオープンさせてるから1か月働くのがせいぜいみたいだけど」
A子が出稼ぎのメインに選んだ国は、アジア屈指の性大国とも言えるタイのバンコク。現地のキャバクラに来るのはどんな客層なのか。
「お客さんは日本人の短期出張者や駐在員のリッチマンって感じ。
タイに来てお金をつかうぞ~っていう勢いで来ている人や、社長などの日本でもお金持ちクラスのオジさん。羽振りも良くて、日本でケチケチと1時間ワンセットで遊んでいく人たちとは根本的に違う」
では、具体的な稼ぎはどのぐらいなのだろうか。彼女はそこで様々なバブリー体験をしたという。
「外国人の富裕層とも出会えるので、そういった人たちの席に着ければ儲けもの。1回で何十万円ってつかっていく人もいるし、とにかくチップの金額が破格。
多いときでは、10万円近くもらったことがあります。あとは、お客さんの遊び方が、お金に余裕があるだけにスマート。
ぶっちゃけ時給は500バーツ(約1600円)と格安だけど、タイで生活していくには十分かな。タイのセブンイレブンの店員が8時間働いても300バーツの世界ですからね」
時給500バーツ(約1600円)で豪遊できるワケ
だが、500バーツという時給で暮らしていけるのは分かるが、なぜ高い洋服が買え、海外で豪遊できるのか。さらに質問を続けると……
海外のキャバクラで働く女の子たちにとって最大の儲け話は、度を超えたアフターにあるのだという。
「日本のアフターっていえば、カラオケに行って食事をしてバイバイっていうのが普通なんだけど、ココ、バンコクではお客さんと仲良くなれば観光地案内、タイ語がわかるなら現地の女の子との通訳、“いろんな方法”で大金をゲットできるんだよ」
“いろんな方法”……とは。実際それだけで本当に豪遊ができるとも考えにくい。日本のキャバクラでは、枕営業や愛人契約などの話も珍しくない。
そこで、不躾とは思いながらも単刀直入に「カラダは売ってるの?」と聞いてみた。すると、A子があっけらかんとしながらこのように続ける。
「ワタシの友達は、キャバクラで知り合ったお客さんとパタヤに行って観光地案内、さらにカラダを売ることで一夜にして50万円も手に入れた子がいる。
ひと晩を共にする交渉も相手が『ウン万円払うから今夜どうだい?』という感じで結構ストレートに誘ってくるみたい。
別の子は店内でフェラするだけで2万円もらったって喜んでたよ」
タイは日本に比べて物価の安い国である。大金が簡単に手に入ってしまえば、ブランド品を買い漁ってしまう気持ちもわからなくもない。だが、買うのはそれだけではないというのだ!
「手に入れたお金でタイ人の男を買って貢いじゃうっていう……日本で言えばホストに貢いでるのと一緒だよね(笑)」
彼女たちに貢がれるラッキーなタイ人男性とは、トゥクトゥクの運転手からゴーゴーボーイとタイならではの人選。
ちなみにデートは、高級ホテルのディナーを予約し、そのまま部屋にチェックインするという、まさに日本のオッサンたちがよくやる古典的なものらしい。
一方で、さらに刺激を求めるあまり、なかには物価の安いアジアで男を買い漁り、肉食化するキャバ嬢もいるという。
「歌舞伎町キャバ嬢のB子は超カワイイんだけど、1人でフィリピンやタイ、インドネシアを旅して男を買いまくってるよ。
ある意味、外人ってのもブランド品かな。まあ、海外での非現実的な日常と、旅の恥はかき捨てって感覚が強いんだろうね」
「ヤラれてるんじゃない、私らがヤッてあげてるの」
ここまで話を聞いてみて気になるのが、日本人の駐在員はさておき、現地人の富裕層など、異国の地でろくに言葉も通じないなかでどの様に自身を売り込んでいくのか。
A子はもちろん、B子も英語すらろくに喋れないという。筆者の問いにA子がケラケラと笑いながら答える。
「じゃあさ、逆に考えてみて。アンタたち(男)が買春するときに、言葉ってそんなに必要? それと一緒だよ。ニュアンスで大体ヤレちゃう。金額だけで『オッケー』って」
日本人の女の子が……正直なところ複雑な気分である。
「アタシらはヤラれてるとか考えてなくて、アタシらがヤッてやってるぐらいの感覚だからね」
さきほどまでは「ワタシの友達が」という流れだったはずだが、いつのまにか「ワタシ」の話にすりかわっている。A子も売春をしているということか。どこか脇の甘さが垣間みられる。
とはいえ、日本のキャバクラであれば、本来彼女たちと何万も払って1時間話せるのがやっとのところだ。だが、アジアの男たちはお金を貰って、日本人の美女とアバンチュールが過ごせるという羨ましい現実(笑)。
タマらなくなった筆者はインタビューの最後に、「頑張るからさ、俺と今晩どうよ!」と冗談ながらも半ば本気で嘆願してみた。その結果、残念ながら全く相手にされなかったのだった……。
ともあれ、海外を旅しながら現地キャバクラや売春で稼ぐ日本人キャバ嬢たち。彼女たちは今後どこを彷徨うのだろうか。
[via:https://news.nifty.com/article/magazine/12193-20170305-1294287/]
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韓国か中国人だろ