写真左から宮田・小針・鶴添容疑者
《登場人物》
・被害者W氏(55)会社経営
・宮田清人(56)内装業 拉致された?
・鶴添玲王(40)内装業下請け 元W氏の部下
・小針政人(49)入れ墨/小指なし
2邦人の殺人事件が先日あったフィリピンに続き、今度はタイの首都バンコクで日本人同士の凄惨事件が発生した。現地在住の会社経営者W氏(55)を監禁し、拷問した容疑で男3人組が捕まったのだ。
うち1人が入れ墨を背負い小指が欠損していたことから、地元メディアは「ヤクザ絡みの事件」と大々的に報道。
そんな中、別の1人は被害者で、W氏もろとも殺される計画だったとする潔白メールが現地日本人コミュニティーで拡散していた。
監禁や集団暴行などの疑いで9日にタイ警察に逮捕されたのは、鶴添玲王(40)、宮田清人(56)、小針政人(49)の3容疑者。
現場はバンコク東部エカマイ地区にある「グランドハイテック・タワー」という安アパートで、所轄のトンロー署員が部屋に踏み込んだときは、拷問の真っ最中だった。
W氏はベッドに電源ケーブルで緊縛され、右足を骨折。室内にはビニールシートが敷かれ、黒いゴミ袋やノコギリなどがあったという。
警察によると3人は、W氏を野球バットで殴るなどし、クレジットカードの暗証番号を聞き出そうとしたり3億円を要求。最終的に殺し、遺体をバラバラにして捨てようとしていたとみられる。
彼らは誘拐と暴行の事実を認めたが殺意は否認し、鶴添容疑者は「(W氏に)殴りかかられたのでバットで応戦した」と容疑を一部否認。
W氏は治療中で、詳しい事情を語れる状態ではないが「金銭目的に誘拐されたことは話している」と地元紙は報じている。
「近くには似たような安アパートが密集している。ワンルーム月4000バーツ(約1万3000円)程度。
誰でも簡単に借りられるから、出稼ぎの地方出身者や風俗嬢、えたいの知れない外国人がたむろし、怪しげな日本人も目にする」とは現地在住日本人。
小針容疑者の背中には入れ墨があり、小指がないため「この3人は雇われただけで、背後にまだまだ大物がいる可能性も考えられる」というのが警察の見解。
発端は「仕事上のトラブルだろう」とみて、暴力団とのつながりも視野に入れ捜査している。
現地報道によると、W氏は日本で3年前、内装業者の宮田容疑者に自宅の改装を頼んだ。だが、実際に工事を引き受けたのは下請けの鶴添容疑者で、その工事が遅れたため、W氏は宮田容疑者に1日1万円の罰金を科した。
その後、W氏が宮田容疑者に1500万円相当の物品を盗まれたと言いだし、警察沙汰に。当時から双方の間で確執があったという。
そんな中、宮田容疑者の潔白を訴えるメールが、現地日本人や関係各所に出回っている。宮田容疑者の友人が書いたとされるメールだ。
それによると事件の首謀者は鶴添容疑者で、もともとW氏の会社で働いていた同容疑者は、会社の金に手をつけ解雇。その逆恨みが事件の端緒というのだ。
鶴添容疑者は小針容疑者と結託し、W氏が懇意にしていた宮田容疑者をまず拳銃で脅し拉致。W氏を呼び出すよう脅迫された宮田容疑者は、それを2週間も拒み続けたという。
だがW氏は結局呼び出され、拉致された。鶴添容疑者は、W氏ともども宮田容疑者も殺すつもりだったとしている。
まるで2時間ドラマのような展開。現地の日本人コミュニティーも今、この話題で持ちきりだ。
「報道だと、Wさんが帰ってこないのを心配したタイ人妻が警察に通報したのが捜査のきっかけとされるが、メールだとWさんの奥さんは日本人となってる。報道とメール、どっちが正しいのか」
「日本大使館に届け出ている在留邦人数が最近7万人を超えたが、実数はもっと多い。それだけに裏社会の人間も増えている。こうした事件は表になってないだけで、もっとあるんじゃ…」
フィリピンでは5日、同国在住の日本人らが邦人2人殺害の疑いで逮捕された。容疑者は否認。アジアで立て続けに起きた日本人同士の事件は、他のアジア諸国でも報道されている。
「現場をタイに選んだのは、事件が発覚しにくいと考えたのでは。でもタイの警察は捜査力もモラルも上がり、今はそう簡単に事件をウヤムヤにしないし、日本の警察との交流や捜査協力も頻繁だ。
フィリピンの事件と同様、『殺しは東南アジアで』というもくろみはもう通用しない」と地元記者は指摘する。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13204477/]
タイ警察が誘拐されていた日本人ビジネスマンのワヤナベ・ツネミ氏を救出し、日本人3人を強盗、不法監禁、身体的暴行などの容疑で逮捕しています。
タイ警察発表によれば、ワタナベ氏のタイ人の奥さんから、主人が家を出た月曜日以降、帰宅していないと、水曜日に警察に捜索依頼がありました。
彼女は建設請負業者から火曜日に電話があり「夫を探すな」と警告されていました。
その後、タイ警察が、ワタナベ氏の友人とタイ人の奥さんを聞き取り調査したところ、皆「ワタナベ氏と長い間、確執がある日本人の建設請負業者に誘拐されたかもしれない」と証言したことから、同氏が誘拐された可能性が高いと考え、本格的な捜査に乗り出しました。
月曜日、ワタナベ氏は、タイ人の奥さんと一緒に住んでいた自宅で、宮田容疑者から「仕事の件で話し合いたい」との電話を受け、スクンビット・ソイ49にある宮田容疑者の部屋に呼ばれてから行方不明になっていました。
その後、タイ警察の捜査中、スクンビット・ソイ26で何かを買うために駐車していた白いトヨタ・ヴィオスの車内にいる容疑者を発見し、その車を追跡した結果、ワタナベ氏の救出に成功。
「救出作業が遅れていたら、誘拐犯たちは、ワタナベ氏のクレジットカードの暗証番号を吐かせるために拷問していたため、彼は殺されていた」と、タイ警察は発表しています。
実際、警察が家宅捜索のため踏み込んだ金曜日の朝には、同氏の一部のカードから現金が引き出されていました。
[via:http://thaiagenews.com/]
現地の報道
https://www.youtube.com/watch?v=AxEStq4KrKI
ネットの反応
・ま十中八九893案件
・フィリピンもそうだけど893出張し過ぎ
・帰化人ヤクザと成りすましヤクザの仕業だな
・アジアの田舎にはとんでもねぇ日本人が住んでたりするからな。
・タイやフィリピンに誘われたら「あ、オレ殺されるな」と思っとけば間違いないよな
・グランドハイテックタワーか、懐かしいな。変な日本人が多く寄生してる。