「無印良品」は中国で240店舗を展開しているが、パクリ無印良品の店舗や商品が横行し、しかも偽物側が本物を商標権侵害で訴え、本物側が負けるという騒ぎまで起きている。
パクリグループは「天印良品」という店名だった。無印は中国では天印と表し、店の中は本物の「無印良品」とそっくりで、扱っている商品も似ている。違うのは品質のようだ。
パクリ無印良品を通販で購入した人は、
「赤いタオルを購入し、ジャケットと一緒に洗濯したら、赤い毛が抜けてジャケットにいっぱい付着してしまいました」
「最悪、シャワーのあとすごい量の赤い毛が体に付いて、床にも落ちて本当に品質が悪い」
と話した。
本物に1000万円の支払いと謝罪命じるデタラメ判決
なぜパクリ無印良品が中国で横行しているのか。無印良品は2005年に中国に進出し、品質の良さから人気ブランドとして定着すると、本物とそっくりの店舗を出店するパクリ会社が現れ、現在30店舗を展開しているのだという。
さらに、パクリ会社は盗人猛々しく、日本の無印良品が中国でタオル類を売っているとして商標権侵害で提訴し、裁判所は約1000万円の支払いと店舗とオンラインサイトで30日間の謝罪をするよう命じる判決を下した。
無印良品側は上告しているが、さてどうなるか。
商標権問題に詳しい弁理士の永沼よう子氏は「中国で商売をするからには、やはり展開する可能性がある範囲で、しっかり(商標権を)押さえておく必要があったのではないかと思います」と話した。
[via:J-CASTテレビウォッチ]
http://news.livedoor.com/article/detail/15525807/
“パクリ無印良品”本社を直撃すると、スタッフは「上の者がいないので回答できない」と話した。
中国無印良品騒動は、約20年前からあった。
中国メディアによると、1999年に日本の無印良品は中国で無印良品の商標権を取得。
しかし中国では、商標権は分野ごとに必要。
日本の無印良品は5つの分野(文房具、キッチン用品、家具、広告販売、教育娯楽)で商標権登録。
中国の貿易会社は2001年、無印良品の名前で布製品の商標権を取得。
2005年、日本の無印良品が中国進出。
“パクリ無印良品”は2016年、「日本の無印良品が中国でタオルを売っている」と、日本の無印良品を訴えた。
日本の無印良品は「無印良品は、1980年に前身の西友がつくった造語。本来は弊社に権利があると考えている」とコメント。
[via:TBSテレビ「ビビット」]
http://jcc.jp/news/14060342/
ネットの反応
・これがリアル中国
・日本は海とロクでもない国に囲まれてる
・すごい逆告訴 アメリカみたいだ
・いや中国最低すぎやろ そして中国を甘く見てた無印側もあれやわ
・まじか・・・あり得んわ
・まさに中国って感じだな・・・
・真似だけならまだしも本家訴えて司法も加担とかチャイナリスクすぎるな
・ダイソーのパクリのアレもかなりの数あるな
・向こうの土壌で裁判所したらそらそうよ
・売れてる所のマネっこして本家を駆逐させる計略って何て言うん?
>コカ・コーラ戦略
・中国「いやなら中国製の品物売るのやめれば?」
・でもニトリとかも無印の製品パクッてるよね
・无 ←簡体字の無。中国では無印良品は「无印良品」と表記される。なので「天印」ってのは真似たというより、客が間違うことを完全に狙ってる感じやね
・中国から来た観光客はこっちの無印で爆買いしとる
・スペインではうどんが商標取られてるという謎事案もあるしどうなってるんだろうね
・google追い出して国内企業が育った成功体験に味をしめたな
・印が無いからこんなことに