動物を捨てることは犯罪。そう法律で決まっていても、まだまだペットを捨てる人は存在する。
「バレないはず」と思って犯行に及ぶのかもしれないが、世の中は壁に耳あり障子に目あり。誰かに見られて、撮影されているかもしれない。
今回もブラジルで、1匹の犬が路上に捨てられた。しかしその現場が動画で撮影されていたことから、犬は保護され、警察にも通報されることに。詳細をお伝えしたい。
・路上で捨てられた1匹の犬
2016年3月、ブラジル南東部の都市イタビラの近くで1匹の犬が捨てられた。その現場が撮影された動画『Cão abandonado no Bairro João XXIII (Itabira-MG)』を見てみると、周囲に何もない路上に停まった車から犬が降ろされる。シッポを振りながら、飼い主も降りてくるのを待つ犬。
https://www.youtube.com/watch?v=Be-Tvj7Nw2s
けれども車は犬を残して、そのまま走り去ってしまう。あれ? と犬は車の後を追いかけるが、もちろん追いつけない。しばらくすると犬は走るのを止め、途方に暮れたように周囲をウロウロし始めるのだった。
・目撃者は警察に届け、動画をネット上で公開
海外メディア The Dodo が伝えるところによると、この動画を撮影したのは自転車に乗った女性。彼女は犬が捨てられた場面を目撃・撮影した後、一度は家に帰ったものの、犬を保護しようと再度現場に戻ったという。
だがそのときには、すでに犬は姿を消していた……。女性は犬が捨てられたことを警察に通報した後、動画をネット上で公開した。
・1人の男性が犬を探し出す
そのショッキングなシーンから、動画は話題となり、犬を捨てた人物に対して批判も集中した。しかし人々は犬を放っておかなかった。なんと1人の男性が、犬の安否を気遣って実際に現場を訪れたのだ!
犬はすでに他の場所に移動していたようだが、男性の懸命な捜索により2日後に発見、保護されることに。現在、犬は新たな家族に迎えられて幸せに暮らしているということだ。
「動物を捨ててはいけない」と世界中で叫ばれていても、このような事件は起こる。しかし今回の犬が助かったように、「ペットも家族だ」と本気で思う人だって多いのだ。
[引用/参照/全文:http://news.infoseek.co.jp/article/rocketnews_727612/]
僕ハバター犬ニナリタヒ
イツモ貴女ノ側ニ
バター犬、ワンワン