雑誌「小悪魔ageha」などを出版していたインフォレスト株式会社が事業停止となり、債権債務の調査を弁護士に一任しているとのこと。負債総額は30億円にも上るという。今後は債権調査を進めるとともに、出版物等のコンテンツ売却の検討を進めるとしている。
帝国データバンクの情報によるとインフォレスト株式会社は「小悪魔ageha」をはじめ既存雑誌の売り上げが頭打ちとなっていたほか収益確保のため雑誌の廃刊を進めたことや景気低迷下で広告収入も減少、2010年3月期の年売上高は約68億300万円に落ち込んでいたという。
また、同時期に親会社が変更されてからは、代表者の交代や本社不動産の売却、従業員の削減などリストラを進める一方、組織再編を進め経営の効率化を図っていたものの売り上げの減少が続き2012年3月期は年売上高約43億7900万円にダウン、資金繰りも厳しさを増していたことで信用が低下。ここにきて資金繰りが限界となり、今回の事態となったという。
[秒刊サンデー]
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