埼玉県東部の県立高校で、２年の生徒数人が同学年３２２人分の成績などが載った資料をスマートフォン（多機能携帯電話）の無料通話アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」を通じて流出させ、生徒約２００人が閲覧していたことが１９日、同県教育委員会への取材で分かった。
県教委によると、資料には成績のほかに生徒の姓や性別、来年度のクラス編成が記されていた。１５日朝、２年学級担任の男性教諭（４１）が教卓の上に置いたまま数分間教室を離れた間に、生徒が携帯電話のカメラ機能を使って撮影した。
生徒の間で来年度クラス編成の情報が出回っているのを別の教諭が知り、発覚した。現時点で悪用されたとの報告はない。同校は全生徒にデータ削除を指導した。
[共同]
http://www.sanspo.com/geino/news/20130319/tro13031912050001-n1.html