東北大学の黒木玄氏が“掛算の順序にこだわる教え方”に関して意見表明をしろとツイッターで呼びかけていたので、微力ながら“掛算の順序にこだわる教え方”への反対意見を表明をしてみたい。
“掛算の順序にこだわる教え方”と言われても理解できない人が多いと思うが、小学校の算数で問題文と数式の構造を強く結びつける教え方だ。例えば1個100円のリンゴが5個ありその総計金額を求める場合、100×5=500と立式するのが正解になり、5×100=500が不正解になる。わけが分からない? ─ 私も良く分からない。
驚くべきことに、最近の小学校では交換法則(可換則)を教えた上で“掛算の順序にこだわる教え方”を続けているそうだ。
毎年、秋口になると意味不明なバツを子供がもらっていると話題になる。
ここ数日は、以下のような怪しい授業ガイドが出回っていた。
xとyと言う変数を使っているので小学6年生に教える内容のようだ。「常に式の意味をしっかりと意識させることが大事である」と書いてあるのだが、わけがわからない。冗談抜きで理解不能なルールが出来上がっているようだ。
[BLOGOS]
http://blogos.com/article/73955/
その方法が良いか悪いか、数年先にはわかるだろう。ただ、ゆとり教育みたく、誰も責任とらない無責任な教育転換はやめろ。必ず言い出しっぺがいるんだから、そいつの名前を公表しろ。とりあえずは、ゆとり教育の発案者を公表しやがれ。
5人の子供がそれぞれ一個100円のリンゴを買いました。全部でいくら?
5×100=500
100×5=500どっち?
5人を100倍するのと
100円を5倍するのと
どっちが正解?
わからんか?