自宅に呼んだデリバリーヘルス（無店舗型風俗店）の女性従業員の腹を刺したとして、大阪府警城東署は７日、殺人未遂の疑いで大阪市城東区東中浜１丁目、無職黒木健司容疑者（６３）を現行犯逮捕した。黒木容疑者は「殺されるんちゃうか思って、刺した。殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。

署によると、黒木容疑者は７日午前０時半ごろ、マンションの自室に呼んでいたデリヘルの女性従業員の腹を
刃渡り１２センチのナイフで２回刺し、重傷を負わせた疑いがある。

刺された３０代の中南米系の女性は店に連絡。女性従業員らの送迎を担当する運転手の男性が黒木容疑者宅に向かい、
女性が刺されているのを見て、１１０番通報した。

黒木容疑者は「プレー後にミカンをむくのに台所のナイフを貸したら、体をプチュプチュ刺してきたからやられると思い、刺した」
などと説明しているという。署は女性の回復を待ち、犯行までの経緯を調べる。

[日刊スポーツ]
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