名器自慢をはじめ、数々のセックス証言が繰り出されて大きな話題となった「首都圏連続不審死事件」の木嶋佳苗被告が衝撃的な内容の小説『礼賛』(角川書店)を発表した。
これまでもブログで自分の過去を語り、マスコミにも手記を発表してきた木嶋被告。
今回は一応、小説という形をとっており、主人公も“木山花菜”と実名ではないが、その生い立ちや愛人遍歴などは、公判やマスコミ報道で明らかにされてきた事件に至るまでの“軌跡”とほとんど一致する。自伝小説といっていいだろう。
〈私が初めてセックスしたのは、高二の夏休みのことだった。〉
この一文の後、怒濤のセックス描写が始まる。
夏期講習のため一泊2万円もする札幌のシティホテルに滞在していた16歳の花菜は一人の男性に声をかけられる。東京の一級建築士で32歳だという宮部徹だった。
徹は連日豪華な夕食に誘ってプレゼントを渡し、花菜はそれに当然のように応じていく。そして帯広に移る花菜に徹も同行し、そこで2人は結ばれた。
〈「舌を出してごらん」と、言われ、素直に出した私の舌を、カレは頬をへこませて強く吸った。
(略)
彼の手は休むことなく私の耳や首筋を這い、私と彼の口からは、温かい唾液と舌がセクシャルな音を立て、熱い息が混じり、このキスに終わりがあるとは思えなかった。
「徹さん……もう、立っていられない…はぁっ」
「ああっ、徹さん、大きい」
自分の膣に男根が入ってくるという驚きと恐れが綯い交ぜになった複雑な感情と、物理的に太く長い肉棒が自分の体の中に入ってくる痛みを伴う行為に、自然と出た言葉だった。〉
初体験、たった1回のセックスの様子が12ページにもわたり延々と記述される。その後も花菜のもとに足しげく通う徹とのセックス描写が繰り返されるのだ。自伝というよりまるでエロ小説。
もちろんそこには自身の“名器自慢”も挿入される。
「締めつけが凄いよ」
「花菜ちゃんのヴァギナは神様からのギフトだね」
木嶋被告は法廷でも、「テクニックではなく女性として本来持っている機能が高い」などと名器自慢をして世間を驚かせたが、本書は法廷同様、いやそれ以上の名器自慢と男性からの賛美、そして彼らとのセックスシーンで埋め尽くされるのだ。
高校を卒業し、上京した花菜の男性遍歴とその自慢はさらにエスカレートしていく。
10歳年上の“健ちゃん”と付き合いながら、別のアッシーのような存在の男性とも性交渉を持つ。性的関係はないが甲斐甲斐しく尽くしてくれるパトロンのような年上の男性もいる。
高級な食事や上方落語などの文化にも触れさせてくれ、VIPなおじさまを紹介してくれた。そして上京から1年後、一流の男性たちを紹介する愛人倶楽部パピヨンにスカウトされ、複数のおじさまと愛人契約をし生活する様が描かれていく。
最初の愛人は50代の会社経営者“伊東さん”。高級フレンチでエレガントな会話を楽しみ、そして一流ホテルで関係を持った。
「花菜ちゃんとなら、動かさなくても勃起していられるよ。花菜ちゃんは絶世の美女に生まれつく以上にラッキーな能力を持って生まれてきたんだね。これは凄い」
他にも住職や弁護士と愛人契約をする花菜。セックスカウンセラーで花菜の内診をした産婦人科医からは「一度だけでいいから」と拝み倒されその性器を絶賛された。
「私は、何万人もの女性を内診してきたけれど、こんな膣は初めて触れた。IUDを挿入した日の内診で、医療用グローブ越しにもわかったんだが、これは凄い」
その後も池袋のデートクラブに登録して乱交パーティに参加したり、またナンパされたり、仕事で知り合った同世代の大学生など数多くの男性と関係を持つ花菜。男性たちは一様に花菜を賛美する。
作者の木嶋被告は3人もの人を殺害したとして逮捕起訴、勾留され、法廷では一貫して無罪を主張してきた女性だ。現在二審までが終わりその判決は死刑。
普通なら、小説でも、まず冤罪であることを全面主張するはずだと思うのだが、しかし、本書にはそうした記述が一切ない。法廷と同様、なぜかこれまでのセックス遍歴とその自慢ばかりが羅列される。
実はこの小説は事件以前の2008年の段階で終わっている。物語はこんな記述で締めくくられる。
「2008年(平成20年)、今まで私の行動様式とは違った方法で男性との出会いを求めたのが、インターネットによる婚活だった。
裁判やメディアによる報道によって、世間に知られている私のイメージはここから作られたものである。婚活の話はまた別の物語──」
おそらく木嶋被告は第二弾を構想中(または執筆中)なのだろう。そこで事件の“真実”はどう語られるのか。今度はエロ小説でないことを祈りたい。
[引用/参照:http://lite-ra.com/2015/03/post-969.html]
木嶋被告執筆の経緯
2012年4月13日朝日新聞デジタルにて手記掲載
2013年12月ライブドアブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」開設
2014年6月より「木嶋佳苗チャンネル」で自伝小説連載開始
2014年7月からニコニコチャンネル「礼讃」内にてブログ更新中
このデブで誰が興奮するんだ?(笑)
まぁ どーでもいい。
官能小説だな!不謹慎だが、文章見て思わず勃起しそうになった。AVでこの手の作品出てきそうな、気がするな。ブスでも男を虜にする女って希にいるよな~
どんなに名器でもあのブサイクは無理やw
二足歩行になっただけのブタやん(^-^;
早くシ刑にしたらいいのに。
借金だらけの日本にコイツ等を養う余裕は無いやろ。
ましてや人の税金を使ってまで養う理由は無い。
ニッチェきもい
ブス気持ち悪い