〈店に自○党の秘書が来て、セクハラして暴れるので、丁重にお帰り頂いたら「大変な事になりますよ!」と騒ぎながら金も払わず帰って行った〉
にわかには信じがたいトラブルがツイッターで発信されたのは5月28日のこと。ツイッターに書き込んだのは、大阪は東心斎橋にあるバーのマスターだ。本誌が取材を申し込むと、ことの経緯をこう説明した。
5月27日、時々店に顔を出す30代前半の女性が「道でナンパされて、勝手に飲みについてきた」と言って、男を伴って来店した。
「男が女性の体を触ったり、キスを迫ったりしては、めっちゃ嫌がられているのが見えました。
そしたら、男が顔を背けた女性を自分の方に向けようとして頬を軽く叩いたから、女性が『暴行やで!』とキレて、『この人帰るみたいなんでチェックお願いします』と。
ところが、男が『一緒じゃなきゃ帰らん』とゴネだしたから、女性が『もう私が払うから、追い出して』と言うので、私が店外に出した。お会計の2100円は女性が払いました」
それでも騒動は終わらなかった。
「ドアベルが鳴って開けるとさっきの男が来ていて『誤解だ』と。
追い返しても30分後ぐらいにまた来て、というのを何度か繰り返すと、『店と女の子が共謀して俺を嵌めたんだ! 俺をなめるな。大変なことになるからな』とまくし立ててきた。
あまりにひどかったので一部は動画で撮っています」(同前)
男が女性に渡した名刺には「自由民主党 衆議院議員 かど博文 秘書」という肩書きが書かれていた。
本誌が名刺に書かれた携帯電話にかけると、最初は議員秘書らしく快活に「お世話になります」と応じたが、「土曜に大阪で飲まれていた件で」と取材の主旨を伝えると、慌てた様子になり、「あとでお電話折り返させてもらってよろしいでしょうか?」、と言ったきり、応答しなくなった。
門議員の事務所に問い合わせると、「(本誌が質問した前日の)5月31日付で既に退職しております」との回答だった。朝の時点では「ウチの私設秘書」だと言っていたのだが……。
門議員といえば2015年に中川郁子議員との“路上キス”を週刊新潮に報じられた。〈お酒で気が緩み軽率で誤解を招く行動だった〉という門議員の謝罪コメントは、秘書には許されなかったのか。
[via:週刊ポスト2017年6月16日号]
http://news.livedoor.com/article/detail/13160388/
ラストケツゲ
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