人間の3大欲求のひとつだけあって、これまでに様々な研究成果が発表されてきた「睡眠」。しかし、「睡眠時間は7時間がベスト」という説もあれば「短眠法」を提唱する識者もいたりと、諸説紛々。どれが正解がわからない。
そこでこの諸説の根拠について、杏林大学医学部精神神経科の教授であり、睡眠の専門家でもある古賀良彦先生に直撃。それぞれの信ぴょう性について○、△、×で答えていただいた。
まずは、「7時間睡眠がベスト説」については「○です」と古賀先生。「それ以下だと注意力が散漫になったり、午前中の行動力が減ったりします」とのこと。では、「睡眠時間が長い人でも短い人でも、7時間睡眠(6.5-7.4時間)の人の寿命が一番長い」という説はどうでしょう?「これも○ですね。アメリカの研究で7時間以上でも以下でも寿命が短いというデータがあります。7時間がベストといって過言ではないです」(古賀先生)。
なるほど。でも、一方では「4時間半」や「3時間」などの短い睡眠時間の有効性を説く識者も少なくありません。
「確かに、『ショートスリーパー』といって短い睡眠でも良い人はいますが、それはせいぜい10人に1人程度です。短眠法を提唱されてる方たちは、本人がたまたまショートスリーパーなのかもしれません」
ということは、短眠法はあまりオススメはできないと?
「先ほどの『7時間ベスト説』からいえば矛盾しますし、やめたほうがいいですね。それに睡眠の周期でいえば、眠りにつくと、まずノンレムが深くなって、1時間半ぐらい寝ると、レムが20分くらい来るわけです。これを一晩に4、5回繰り返す中で、最後のレムが終わったところで目が覚めると割とスッキリ目覚めるんですね。だから、レムが4、5回あることにも意味がある。つまり、7時間寝ないと十分なレムもとれないんです。よって、短眠法は是か非かといわれれば、○ではないですね」
まだまだ聞いてみました。
睡眠時間だって人それぞれなんだって
3時間の人もいれば、14時間必要な人もいるんだから
私がもし死んだら・・・
私がもし死んで幽霊になったら、今まで怖がっていた幽霊を見ても怖くなくなるのでしょうか?!
逆に幽霊が私を見たら怖がるのでしょうか?!