飲み会でいつも話題の中心にいるアイツ、一緒になって場を盛り上げるヤツ、そして空気のような存在の僕…。ふと思い返してみると、みんないつも座る場所が同じような気が…。もしかして、座席の位置と性格って何か関係ある? 元銀座ナンバー1ホステスで現在東京中央カウンセリング主宰・心理カウンセラーの塚越友子さんにお話を伺った。
「アメリカで行われた心理学の研究によれば、一般的に消極的な人ほど出口に近い場所に座り、逆に積極的な人ほど、出口から遠い場所に座る傾向にあるといわれています」
つまり、ファミレスや居酒屋で長方形のテーブルに座った時、入り口から遠い、いわゆる「お誕生日席」に座っている人は、その場の空気を引っ張るリーダー気質。そこから座席が遠ざかるにつれて積極性は減り、入り口に一番近い場所に最も気弱な人が座るという。
さらに、男子トイレで用を足す位置からも、他人の性格が読み取れるのだとか。
「広い空間では子どもは真ん中に行きたがり、大人は隅に行きたがると心理学ではいわれています。そのため、男子トイレでなるべく隅の方で用を足す人は、理性の強い人。逆に真ん中で用を足したがる人は、子どもっぽい奔放さが残る人といえるかもしれません」
加えて、他人が使っているすぐ横で用を足す人は、人と触れ合いたい寂しがりな傾向にあるとか。用を足す時はある意味、オトコが最も無防備になる瞬間。それだけに隠れた一面が表れやすいのかも。
さて、あなたの「定位置」はどこ?
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