16日放送の「人生で大事なことは○○から学んだ」(テレビ朝日系)に出演した厚切りジェイソンが、外国人の間では有名な漢字の覚え方を明かした。
番組では、厚切りジェイソンが赤門前で遭遇した日本人の現役東大生と漢字対決を敢行。
「人編」の漢字をいくつ書けるかという勝負だったが、結果は米国出身の厚切りジェイソンが30個で、25個にとどまった日本人東大生に圧勝といえるものだった。
なぜ厚切りジェイソンはそんなに漢字を知っているのか。厚切りジェイソンがそこで紹介したのは、学生時代から活用している宗教哲学者のジェームズ・W・ハイジック氏の提唱する「ハイジック法」だった。
「ハイジック法」とは、漢字の部首ごとにストーリーを作り組み合わせで覚えるというもの。
例えば「明」という漢字では「昼を支配する日(太陽)も夜を支配する月も、綺麗に見える日は明るい」というストーリーをイメージすることで、漢字の書き方と意味を同時に覚えられるようにしている、というのだ。
この方法、日本在住の外国人タレントに聞くと、「特に日本語を勉強している外国人の間で有名」との声もあがった。
厚切りジェイソンは「ハイジック法」のコツとして「できるだけ面白おかしく、ストーリーを大げさにする。実際にイメージを想像しながら考える」ことを紹介し、「これをやったらすごい覚えやすかったんですよ」と称賛していた。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/12946369/]
「にほん」と「にっぽん」の違いって!?
18日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)で、お笑いタレントの厚切りジェイソンが、「日本」の読み方にツッコミを入れた。
番組では「外国人が分からない日本の差SP」と題し、日本で暮らしている外国人の疑問をVTRで紹介した。
その中で、スタジオ出演者の厚切りジェイソンも、日本の差について「日本」の読み方が「にほん」と「にっぽん」の2種類があることに疑問を呈した。
「にっぽん語とは言わない」「でも1万円札の裏ににっぽん(NIPPON)銀行と書いてある」と指摘すると、ほかの出演者も納得の声をあげる。
そこで番組は、「にほん」と「にっぽん」の差を調査した。
VTRでは、大東文化大学 文学部准教授の山口謠司(やまぐちようじ)氏が、飛鳥時代は自国を「やまと」と呼んでおり、「日本」と書いて「やまと」という読みだったと説明する。
そして、平安時代に中国と国交が盛んになると、当時の中国人は「日」を「ニエット」、「本」を「プァン」と呼び、このふたつをあわせて「ニエットプァン」と発音していたそう。
その中国人の発音を、日本人がマネて「にっぽん」と発音されることになったのだという。
さらに「にほん」という呼び方は、江戸時代から広まったものだとか。山口氏いわく、せっかちな江戸っ子が早口で話すうちに、「にっぽん」「にふぉん」「にほん」と簡略化されていったのだとか。
そのため、江戸(関東)では「日本橋」を「にほんばし」と、大阪では「にっぽんばし」と呼び方に差が出てしまったのだというのだ。これには司会の加藤浩次も、驚きの声をあげながら「勉強になる!」と感心していた。
そして、昭和になると「にほん」「にっぽん」の呼び方論争が勃発。岡田啓介内閣、佐藤栄作内閣のころには「にっぽん」に統一する案が出たが、どちらも結論が出ないまま終わる。
しかし2009年、麻生太郎内閣の際に、この論争に決着がつく。当時の麻生氏は「いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はないと考えている」と答弁書で発表している。
つまり「にほん」と「にっぽん」は、どちらでもいいことになっているのだ。
このまとめに、厚切りジェイソンは「どちらでもいいと言いながら『日本刀(にっぽんとう)』とか言わないのはなぜ?」「どっちでもいいなら、全部どっちでもいいにしろよ!」と声を荒らげた。
すると、加藤は「それだったらもう、『ニエットプァン』って言おうよ」と切り返し、笑いを誘った。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/12953880/]