強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIOの山口達也(46)が6日、ジャニーズ事務所から契約解除された。同事務所が発表した。
山口の強い辞意表明を受け、リーダーの城島茂(47)が預かっていた辞表が、この日受理された。
4月30日にはTOKIOのメンバー5人が集まり話し合いの場が持たれ、山口は土下座をして謝罪したという。リーダーの城島茂に山口が“辞表”を提出した。
これを受けネット上では「いきなり退職願って極端すぎだな」「なんで社長に出さずにリーダーなの? TOKIOは辞めてもジャニーズ事務所は辞めないって意味?」などと疑問の声が聞こえた。
一般的に、会社員が退職する場合、まずは直属の上司に話を持ちかけ、上司から社長へ伝えるのが通例ではある。山口にとっての上司は城島で、社長はジャニー喜多川に当たる。この行為の妥当性はあると言っていいだろう。
さらに山口が提出したという「辞表」の、退職願や退職届との違いは何だろうか。同じように見えて実は明確に異なる。
退職願は労働契約の解約を自ら願い出るものだ。会社の承認が必要で、提出した時点で退職はできない。
一方の退職届は、退職願よりも強い意思表示となる。提出し、受理された時点で退職は成立する。
一方で辞表はよく使われる言葉だが、会社の役員や公務員が提出するもので、一般の会社員はまず用いない。山口の場合も同様であろう。
会社員が問題を起こした場合、懲戒処分が下される。そのうち解雇が最も重く、降格、停職、減給、譴責(厳重注意)と続く。
懲戒解雇となった場合は会社の規定によるが、まず退職金は出ない。そのため、重い処分が出た時点で自ら依願退職するケースが多い。
[via:https://npn.co.jp/article/detail/50367883/]
三田アナ「同僚に辞表あり得ない」
辞表を城島に託したことにフジテレビの三田友梨佳アナウンサー(30)は「会社員として考えると同僚に辞表を託して辞めますというのはあり得ないと思うんですけど。でも社員がいきなり社長に出すこともないなと」と見解を示した。
その上で三田アナは「城島さんのことをリーダーとして同僚、仲間ではなく直属の上司として城島さんのことを考えていたのだったら、理解できる部分もあるかなと思うんですけども」としたが、一方で「警察の事情聴取があった時点で上司という存在の城島さんにだけは相談すべきだったところ。それがなかったので、もう使い分けが分からない」と指摘していた。
[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000152-sph-ent]