Google は、インターネット業界において無くてはならない存在となっている。検索、地図、YouTube、ありとあらゆる生活の「潤い」に Google が貢献している。しかし、インターネット以外の部分でも、人を助けることがあるようだ。
・マレーシアでお金を紛失
旅行情報サイト『タビィコム』(GoTrip!編集部)の日本人アルバイトA君にトラブルが発生し、マレーシアでお金を紛失。途方にくれていたところ、Google が助けてくれたというのだ! え? インターネット企業の Google がどうやって助けるの? 詳しくは以下のとおり。
・大使館は春分の日でお休み
マレーシアでトラブルが発生し、お金がほとんど無くなってしまった A君。バンコクから日本へ帰る航空券はあるものの、いまいる地点はマレーシア。しかも飛行機の出発まで数日間も時間があり、それまで生きていくお金がない。さらに大使館は春分の日でお休みのため、日本からの緊急送金の対応もできない(本来ならば送金の緊急対応をしてくれる)。
・緊急で Google が A君にお金を貸す
A君は日本の『タビィコム』スタッフOさんに連絡して助けを求めたが、大使館は送金対応できない状態。Oさんはシンガポールの Sさんに連絡し、マレーシアのA君を助けられないか聞いてみた。すると、マレーシアの Google に勤務しているSさんの夫が、シンガポールの Google にヘルプを要請。なんと、緊急で Google が A君にお金を貸すことになったのである!!
・Google でいちばん偉い人が登場
A君はマレーシアの Google に出向いたところ、そこで待っていたのはマレーシアの Google でいちばん偉い人だった! ちょっと信じられない出来事だが、これは実話である。A君はお金を貸してもらい、さらに Google社内でランチをご馳走になったという。う、う、羨ましい体験ッ!
・今回のトラブルの時系列まとめ
A君がお金をなくす
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『タビィコム』スタッフに助けを求める
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大使館は休みで緊急送金の対応できず
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『タビィコム』スタッフがシンガポールのSさんに協力を要請
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マレーシアのGoogleに勤務するSさんの夫がシンガポールGoogleに協力を要請
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シンガポールGoogleのいちばん偉い人がA君にお金を貸して飯をおごる
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A君は無事にバンコク経由で帰国
・Google に敬意を表したい
Googleスタッフをはじめとした、あらゆる人たちの親切によって無事に帰国できたA君。あくまで今回は特例であり、お金がないからといって Google に助けを求めるのは間違いなので勘違いしないように! とはいえ、困っている日本人旅行者を助けたのは事実であり、A君と同じ日本人として、Google に敬意を表したいと思う。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/04/03/428822/
すごい(^^)
良心的だわぁ。