先月以降、西アフリカのギニアを中心に流行している感染症、エボラ出血熱で死者の数がこれまでに100人
を超え、WHO=世界保健機関では感染が広い範囲に及んでいることなどから「極めて対処が難しい」として
注意を呼びかけています。
エボラ出血熱の流行は先月中旬に西アフリカのギニア南部で始まったあと、およそ900キロ離れた首都の
コナクリや隣国のリベリアでも感染が確認されるなど拡大を続けています。
WHOのまとめによりますと、感染者や感染が疑われる患者は、ギニアとリベリアの2か国で合わせて178人
に上り、このうち111人が死亡しました。
これについて、スイスのジュネーブで、8日に記者会見した、WHOのフクダ事務局長補は、感染が地理的に
広い範囲に及んでいることや、人口の多い首都でも患者が確認されたことなどから、「過去の感染拡大の中
でも極めて対処が難しいケースの1つだ」との認識を示し、各国に対して注意を呼びかけました。
[NHK]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140409/k10013601651000.html
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