米中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)の元局員で、米政府の情報収集活動を暴露したことで指名手配されているエドワード・スノーデン氏が、先日放送されたニュース番組のインタビューで話した内容が波紋をよんでいる。
その内容とは、「米政府は、電源が入っていない状態のiPhoneであっても、マイクから盗聴することは技術的に可能である」ということ。つまり、画面が消えている状態なだけではなく、スリープ状態などでもなく……電源の入っていない状態の iPhone でも、“ある特別な方法” を使えば盗聴器として機能させることが可能らしいのだ!!
・「電源が入っていないフリ」をするソフト
スノーデンさんの発言を受け、セキュリティー研究の専門家は、その「ある特別な方法」を解説している。専門家によると、なんと電話を「パッと見では電源が落ちているように見えるが、実際には最低限の通信機能だけが生かされている省エネモード」にできるソフトが存在するというのだ!
・遠隔操作で盗聴器に
理論上ではあるが、もしこういったソフトが電話に埋め込まれていた場合、政府は持ち主に気づかれずに電話の様々な機能を遠隔操作できてしまうことも可能となる。例えば、電源が落ちているように見せかけながらも、マイク機能だけをオンにしてしまえば、iPhone をあっという間に盗聴器に早変わりさせてしまうこともできるというのだ!
・直接触れないと埋め込めない
そんな恐ろしいソフトだが、直接 iPhone本体に触れないと埋め込むことはできないという。よって、スパイ映画のワンシーンのように、自分の携帯が誰かにこっそりと細工されていなければ、「電源が入っていない状態で盗聴される」などといったことは、現実的には起こりえないようである。
「捜査目的の通信傍受」と「人権侵害」の論争が過熱していく中、今後もスノーデンさんの発言や動向には注目が集まることだろう。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/06/16/452582/
結局さ、スマホのセキュリティはまだまだ甘いって事だろ!
FacebookやLINEの安全性が取り沙汰されているのに、やってる奴等の気が知れない?
なんだ…結局電源は入ってるんじゃん。
ちょっとワクワクしたのに…