韓国共同通信の報道によると、イギリスのインターネット監視財団が調査した児童ポルノ関連の動画などがネット上へアップロードされることがもっとも多い国は、じつは「アメリカ」である。
アメリカからアップロードされる児童ポルノは世界全体の50%となっているが、2位はお隣の国「韓国」で21.6%。ちなみに日本は11.7%だ。
だが、児童ポルノに関わる犯罪については韓国はほかの国よりもかなり深刻な事態になっているようだ。韓国検察庁が児童ポルノ根絶のための対策を始めたところ、あっという間に数千人摘発されてしまい、対策の内容を見直すことになってしまったという。
しかも逮捕されたのは児童ポルノの動画などを所持していた人のみ。リアルタイムで児童へわいせつ行為をインターネット上で行っていた人は逮捕されておらず、被害の実数はさらに多いと思われる。
現在はすぐに摘発せず、教育を受けさせて起訴猶予処分となっているようだが、いまだに児童が犯罪に巻き込まれている総数などは把握できていない状況のようだ。
2012年だけでも羅州で起きた7歳女児への性暴行事件や、統営市の10歳女児が全裸で両手を後ろに縛られ強姦されたあとに殺害される事件など、猟奇的な事件が相次いでいることから、韓国ではより具体的で早急な対策が必要となっている。
[韓国共同通信]