全世界のアラブ人に視聴されている代表的国際放送『Al Arabiya』は「過去数年の間、イランの女子サッカー代表チームに8名の男子選手がいたと暴露された」と報じた。
この情報を明らかにしたのはサッカー協会の関係者であるというムジタバ・シャリフィ氏。
ジャーナリストクラブ主催の記者会見ではこの数年で8名の男子選手が性転換手術を終えていない段階で女子代表に入っていたと話したという。
なお、これらの選手についての名前は明かされておらず、最終的にキャリアを終えた際にどちらの性別であったかも定かにはなっていない。
彼女ら(彼ら?)は完全に女性になる前の段階で代表チームの一員としてプレーし、ヒジャブ(スカーフ)で身元を隠してしたとのことである。
イランではイスラム教でありながら性別を変更することが認められている数少ない国で、手術も盛んであることで知られる。
2014年にも性別の検査によって4名の女子選手が男性であることが発覚しており、彼らについても手術が終了すれば女子としての資格を得られることになっている。
ムジタバ・シャリフィ氏はこのイランの状況を「完全に非論理的なスキャンダルである」と告発したものの、イランサッカー連盟から任意のコメントは発表されておらず、主張の内容の真偽についてもまだ定かにはなっていない。
[引用/参照/全文:http://qoly.jp/2015/10/01/iran-football-coach-claimed-that-8-men-had-represented-the-womens-national-team]
ゲイは死刑でも性転換はOK
宗教が強い影響力をもつイランに性転換者が多いと聞けば驚くだろうが、確かな事実だ。
ある調査によれば、イランには15万人の性転換者がおり、1年当たりの性転換手術件数はタイに次ぐ世界第2位。
あるイスラム聖職者によると、コーランは同性愛を禁じているが、性転換を禁じてはいない。その結果、同性愛者は死刑になるが、性転換による「異性愛」は許されることになる。
他の国に住んでいても手術を希望したかという問いに、ある若者はこう答えている。
『しなかったと思う。神が作ったままの体でいたい』
[引用/参照/全文:Newsweek 2008.2.20号]
http://karino.exblog.jp/7489767/