仏検察当局が、動画配信アプリPeriscopeユーザーの女性が自らの自殺をライブ中継した事件で、動機とみられる元交際相手からの暴行およびレイプ被害について捜査を開始しました。
現在は問題のシーンは削除されているものの、当局は「女性は自殺の前に男性の名前を話していた」として慎重に調査しているとのこと。
ニューヨーク・タイムズによると、自殺した19歳の女性は、事件の前に合計5回、延べ2時間に渡ってライブ配信をしていました。
その際、尋常ならぬ雰囲気を察したのか視聴者の一人が「自殺する気なのか」と彼女にたずねました。彼女はそのときは「ノー」と答えたものの「翌日の朝を迎えることはない」とも語っていました。
一連の配信の最後は画面が暗転しており、数分に渡って救急隊らしき男性の声が延々と聞こえていました。
女性の安否を気遣うコメントが相次ぐなか、救急隊の一人が中継していたスマートフォンに気付いて手に取ったときに一瞬だけ列車の姿が映りましたが、そこで映像は途切れてしまいました。
伝えられるところでは、女性はパリの南25マイル(40km)ほどのところにあるエグリ駅で入線する列車に飛び込んだとのこと。
検察当局は、彼女は元恋人の男性からの暴力とレイプ被害に遭っており、問題のライブ中継の数分前にはその男性に対してなんらかのテキストメッセージを送信していたとしており、男性への捜査を慎重に進めるとしています。
もし元恋人の男性がレイプ犯として逮捕され、法に裁かれたとしても、本人が自殺してしまっては何も報われるものはありません。
我々としては女性の冥福を祈るとともに、このような事件が二度と発生しないことを願うばかりです。
[引用/参照/全文:http://japanese.engadget.com/2016/05/12/periscope-dv/]
パリ南郊エグリ(Egly)の駅で10日に起きた自殺の様子を写した動画は、すでにペリスコープ上から削除されている。だが、自殺前の女性の様子を捉えた動画の一部は、ユーチューブ(YouTube)で現在も視聴可能となっている。
その中で女性は、ソファに座ってたばこを吸いながら、動画は話題作りが目的ではなく、「人々に反応を起こさせ心を開かせるためで、それ以外の目的はない」と語った。
動画は次に真っ黒な画面になり、緊急要員のものと思われる声がかすかに聞こえる中、女性の安否を気遣うペリスコープユーザーのメッセージが次々と映し出される。
警察筋によると、午後4時30分ごろ、動画中継を視聴していたペリスコープのユーザーから警察に通報があった。このユーザーは女性の知人だったという。
ペリスコープを2015年に買収したツイッターは声明で、プライバシー保護などを理由に個々のアカウントについてコメントしないが、問題の動画については、報告を受けて削除したと説明している。
ペリスコープでは、過激なコンテンツが投稿される事例が増加している。
米オハイオ(Ohio)州では先月、17歳の友人が29歳の男にレイプされる場面をペリスコープ上で生中継した18歳の女が出廷。男と共に、誘拐や強姦(ごうかん)、性的暴行の罪で訴追されたが、無罪を主張した。
ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」によると、3月には英ロンドン(London)でレイプとみられる性的行為の場面がペリスコープで生中継された。
また4月には同じくロンドンのショッピングセンターで起きた若者同士の乱闘騒ぎがペリスコープで生中継されている。
[引用/参照/全文:http://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3086782/]
https://www.youtube.com/watch?v=pBV36B1nrY8
こいつはバカか、親から貰った大切な命を