米オハイオ州クリーブランドで、高齢の男性を銃で殺害する様子を撮影した動画がフェイスブック上で公開された事件で、警察当局は17日、容疑者の捜索範囲を全米に広げた。
クリーブランド警察は、実行犯とされるスティーブ・スティーブンズ容疑者(37)は武装しており危険だと警告。また、連邦当局は容疑者逮捕につながる情報に5万ドル(約540万円)の懸賞金をかけている。
同警察は17日、近隣のペンシルベニア、ニューヨーク、インディアナ、ミシガンの4州の当局に対し、容疑者の捜索を要請。さらに同日中、捜索範囲を全国に拡大した。
同警察のカルビン・ウィリアムズ署長は、捜査の手が国内全土に及んでいると説明し、「これは全国捜査だと考えている」と述べた。
警察と現地メディアによれば、被害者のロバート・ゴッドウィン・シニアさん(74)はイースター(復活祭)の16日、夕食後に徒歩で帰宅途中に殺害された。事件は無差別殺人とみられている。
スティーブンズ容疑者のフェイスブックページに投稿された動画には、同容疑者に似た男が車から降りて被害男性に近づく様子が映されている。男性は頭部に銃を向けられ、発砲直後に地面に倒れ込んでいた。
男は別の動画で、「13人殺した。14人目に取り掛かるところだ」と語っていたが、警察はこれまでに確認された被害者は1人のみだと発表している。
[via:http://www.afpbb.com/articles/-/3125425]
動機は不明
スティーブンス容疑者には犯罪歴がなく、当局によると、面識がなかったと思われるゴッドウィンさんに発砲する明確な動機もないという。
既に削除された、スティーブンス容疑者が自分のFacebookページに投稿した動画の中では、車を運転しながらある女性に対する不満を述べている。
ゴッドウィンさんを見かけると、停車して、しばらく話をするが、その間女性の名前を口にしている。スティーブンス容疑者はその後発砲した。ゴッドウィンさんはその場で死亡した。
被害者家族「容疑者を赦します。」
家族によると、ゴッドウィンさんは子供が9人、孫が14人おり、「お金なら全て渡してしまう」タイプの人だったという。
身内によると、信仰心の篤いゴッドウィンさんは「赦しの力」を力説する人だったので、自分たちも容疑者に救いの手を差し伸べるという。
「私たちは容疑者を赦します。赦すことが、正しい行いだからです。父はいつもそうするよう教えてくれていました」と、ゴッドウィンさんの娘トニヤ・ゴッドウィン=ベインズさんは、地元クリーブランドのFOX8ニュースに語った。
「スティーブンスさん、私たちはあなたを赦します。しかし、お願いですから自首してください」と、涙ながらにベインズさんは語った。
[via:http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/17/facebook_n_16068920.html]
ネットの反応
・観たけどひでぇな。じいちゃんに、適当に話しかけて最後に「あんた何歳?」って質問した後に、いきなり銃をだして、じいちゃんが驚いて「何のことだか分からないよ!」って言った瞬間にドンっ! だね。 訳分からん。
・無茶苦茶だな…
・多分逮捕時に銃撃戦の末射殺で終わりだろう。
・弱者を狙う典型的なクズだな
・怖すぎ
・逆さにしても顔になる騙し絵かよ
・あっけないもんだな。これ見てまだ銃規制反対って気が知れん。
・極めて不快な動画なんで気をつけて
Steve Stephens murders innocent man on Facebook Live – LiveLeak.com