五輪イヤーを迎える来季のフィギュアスケート・アイスダンスでは、肌の露出が多い衣装や、ヒップホップやレゲエといった音楽が減点対象とされることになった。
2018年の平昌冬季五輪に向けた来季のアイスダンスでは、これまでショートダンス(SD)で選曲されていたルンバ、サンバ、マンボ、チャチャ、メレンゲ、サルサ、そしてバチャータのラテンアメリカ音楽が選択されることになる。
しかし、きらびやかで体を隠す部分がより小さいデザインとなっている選手のコスチュームについて、国際スケート連盟(ISU)は韓国のアイスリンクでは落ち着いたものにすることを望んでいる。
ISU技術委員会のメンバーであるショーン・レットスタット氏は、フィンランドのヘルシンキで行われた世界フィギュアスケート選手権で大まかなガイドラインを示す際に、「いつからシアーヌードとなり、それが受け入れられたのか。透けているのでは?」と疑問を呈した。
米国出身の同氏は、「シアー素材のコスチュームは、これから減点の対象となる」と警告すると、女子選手の上半身で許される肌の露出は、「規則では通常50パーセントとなっている」と説明した。
「SDでは、来年から許可される露出度は40パーセントで、女子の競技者にふさわしい衣装が必要となる。胴体は適切に覆っていなければならない。音楽はラテンアメリカ音楽で、楽しく官能的なものとする」
コスチューム規定が初めて設けられたのは、1988年の欧州選手権でドイツのスター選手だったカタリナ・ヴィット氏が、スカート部分がなく羽根で飾られた露出度の高い衣装で登場してからのことだった。
カタリナ・ヴィット選手
ISUのガイドラインでは、「衣装は控えめで品格があり、競技にふさわしいものでなければならない。そして、規則に反する露出度の高い印象を与えてはならない」とされている。
またスケーターたちは楽曲の選択についても警告されており、アイスダンスの技術委員会は「レゲエ音楽に相当するものは、すべて認められない」とすると、「ヒップホップも許可しない。今季は多くのヒップホップが見られたので、繰り返しておく。明らかにヒップホップだった場合は減点対象とする」と述べた。
テッサ・ヴァーチューとのペアで通算3度目の世界選手権制覇を果たしたカナダのスコット・モイアは、五輪に向けてモントリオールに意気揚々と凱旋するのを前に、「僕たちは『ヒップヒップ・チンチン』で滑るつもりだよ。うそ、冗談だ。SDではラテン音楽になるはずだ」と語った。
2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダルに輝いたモイアはまた、「ビッグイヤーだから、賢い選択をしなくちゃね。だけど、本当にわくわくしているよ。僕たちはダンスが大好きで、ラテンのリズムで滑るのを本当に楽しみにしている」と話した。
「それと、フリーダンスでは新しいプログラムを用意していて、帰国して再び作り始めることが待ちきれないんだ。僕たちはその過程を本当に楽しんでいる」
アイスダンスの元世界王者として知られ、現在は指導者を務めているイタリアのバーバラ・フーザル・ポリ氏は、適切な音楽を選択する問題について理解できるとして、「あれ(レゲエやヒップホップ)はラテン音楽ではなく、含まれるべきではありません。私たちは大丈夫です。彼らはエレメンツ(では選択肢を自由を与えてくれていますから」と話した。
[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170423-00000031-jij_afp-spo]
ネットの反応
・レゲエとかヒップホップとか厳密に定義できるの?
・楽曲で減点させるなら数曲の中から選ばせるようにしろよ
・フィギュアって肌に見せても、実は肌色の衣装じゃないの
・全員モジモジ君でやったらええんよ
・こういう競技からエロをとったら何も残らんよ
・そもそも女が股開いて踊るのを鑑賞するものだろ今更何言ってんの
>エロいらんだろw
・レゲエやヒップホップは駄目ってただのブラック差別じゃん
・黒人のヒップホップレゲエは禁止で白人のロックはokか
・レゲエとヒップホップが減点対象とか、キチガイルールすぎだろw
・SDはステップの種類が指定されていて今回それがラテンだから。
・レゲエとヒップホップはラテンではないわな。
>レゲエはラテンアメリカ音楽だろ
・スケートじゃない奴でもレゲエダンスて下品だよね
・ラテン縛りルールなのにヒップホップレゲエかけるような奴が減点対象ってだけか
・ソシアルダンスの枠から離れるのを嫌ったんだろう
・アイスダンスはフリー以外はステップ指定があるからね フリーは基本なんでもありだよ無音やリズムの無い曲以外なら。確かイスラエル女子が津軽海峡冬景色で演技したことがあるはず エキシでは童謡も演歌も何度か見かけたよ
・なんでや いろんな音楽踊れる方が面白いやろ