タイの首都バンコクのとある病院で行われている”治療”が昨年末から話題となっている。日本円にして数万円という決して低額ではない治療を求め、毎日多くの男女が訪れるという。
人気の美白術
タイでは今、性器の美白が大ブームとなっているという。バンコクにあるレラックス病院(Lelux Hospital)には、毎日のようにペニスやヴァギナの美白を求める大勢の患者が押し寄せているという。
英「Express」の記事(今月6日付)によると、ペニスを美白するレーザー治療は5回のセッションで日本円にしておよそ77,000円ほど。
バンコクの一般工の月収は346米ドル(約37,000円。2016年ジェトロ調べ)とされており、決して庶民が気楽に受けられるような治療ではない。しかし、病院によると毎月100人ほどがこの治療を受けているという。
ペニスの美白治療を始めたきっかけは、ある男性患者から陰部の黒ずみを相談されてからだという。
患者はLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)が多く、年齢は22~55歳までと幅広いそうだ。
この病院では女性のヴァギナの美白も請け負っている。英「Mirror」の記事(今月25日付)によると、こちらも治療はレーザーにより行われ、3回の治療で費用は日本円にして約108,000円と男性よりやや高価となっている。
治療の効果は色だけでなく「締め付けをキツくし、清潔にし、リラックスさせる」という。ヴァギナの治療メニューは他にもあり、「処女のように感じる」ようにする整形も人気があるという。
当然ながら危険性も
言うまでもないが、非常に敏感で繊細な箇所への治療には危険も多い。治療による怪我や感染症を引き起こす可能性も高く、美白どころか水疱や変色などの副作用に悩まされる可能性すらある。
この異様なブームに公的機関も警告を発している。また、タイでは(局部に限らず)美白治療の宣伝は人種差別的だとの指摘もなされており、主にソーシャルメディアで批判が広がっているそうだ。
性器の美白が流行とはなかなかにショッキングなニュースであるが、検索をかけると日本でも陰部の色に悩んでいる人々が少なからずいることが分かる。批判はともあれ、隠れた巨大なニーズがあるのは間違いなさそうだ。
[via:http://tocana.jp/2018/01/post_15811_entry.html]
ネットの反応
・ペニスはやっぱ黒々としてないと。
・おいおい(笑)気味悪い!
・しょうもないことすんな!ボケ。
・美白……?
・白ヴ◯ギナとやらを見せてくれ!