こちらはとある中国のスリの手口の犯行を捉えた決定的瞬間だ。彼は自転車に乗っている女性の携帯電話を盗もうとしているのだが、そのスリ行為をはたらく際に利用しているアイテムが我々が良く使う「アレ」なのである。
もちろんそれは本来の利用目的とは全く異なるものだが、実に丁寧に行儀よく盗んでいくのであまりスリを働いているように見えないのが特徴だ。
見事携帯電話を入手できた犯人、その手口は実に面白いものでなんとあの「箸」を使い相手の懐に潜り込み携帯電話を盗むと言う手口だ。しかも犯行時に箸は見えており、不謹慎だが「いただきます」と言わんばかりに馳走にありつくような美しい箸さばきで盗んでいく姿は実に見事。
中国で箸を使うのは不思議に思うのかもしれないが、日本だけではなくアジア圏内では割とポピュラーな食器でもちろん中国でも使われている。そのため箸が中国では窃盗目的で利用されているわけではないので誤解のないようにしていただきたい。
またこの手口を更に発展させた形が、携帯電話を盗むのではなくモック(店頭用ディスプレイ)にすり替え、あたかも盗まれていないかのように装い、家に帰って気づいたらモックだったというとんでもない手法も存在する。ようするに、窃盗者はプロフェッショナルなので、我々が気づかないうちにあらゆる手で金品を盗む。その手口は巧妙かつ専門的で、気をつけていてもそれは叶わないケースも。
もし中国に行った際は、盗難連絡が遅れる恐れもある為、かならずカバンの中に入れるか、チェーンなどで縛っておくのが吉だ。
[秒刊SUNDAY]
アナルに入ったら痛そう
盗んだスマホもパチモンだったりして
だって中国だも〜ん
自転車で走りながら、箸でスリ。
四川省地震の土砂崩れの岩石も箸で撤去すれば大助かりなのに