3Dプリンターで部品を「印刷」してプラスチック製の拳銃を組み立てられる無料ダウンロード用のファイルがネット上で公開された。試射も成功しており、銃規制推進派の人々からは懸念の声があがっている。
このファイルは米テキサス大学(University of Texas)の法学生コディ・ウィルソン(Cody Wilson)さん(25)がCAD(コンピューター利用設計システム)を用いて作成したもので、単発式の小型拳銃「リベレーター(Liberator)」を製作することができる。3Dプリンターを利用した銃器のオープンソース開発を推進する米テキサス(Texas)州の非営利団体「ディフェンス・ディストリビューテッド(Defense Distributed)」のウェブサイトで、6日からダウンロードが可能となった。
リベレーターの説明では、米国の銃規制法が定めるとおり金属探知機に反応するよう、用心金(トリガー・ガード)前部に3センチほどの金属片をエポキシ樹脂で接着するよう指示している。これと撃針(ファイアリング・ピン)を除き、パーツは全てプラスチック製だ。
米経済誌フォーブス(Forbes)は、テキサス州オースティン(Austin)郊外で先週行われた試射の様子をウェブサイトに掲載。引き金に黄色の紐がつながれたリベレーターは、見た目は白と青のおもちゃのピストルのようだ。
フォーブスは「実用可能」との判断を下しているが、弾薬を装填(そうてん)した2度目の試射では銃が暴発したという。
リベレーターのファイルは当面の間、ネットで公開される。リベレーターが、ほぼ全ての部品を3D印刷技術で製作した世界発の完全な銃器であることは明らかだ。
だが開発者のウィルソンさんは達成感を感じていない。「やるべき仕事は、まだたくさんある」
[AFP]
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2942617/10704388
テロリストに金属探知機に引っ掛からない銃提供?
くだらない
これでアメリカがバカなのが露呈したな