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カテゴリ:事故・事件

世界最大の児童ポルノサイトを運営していた韓国人青年(22)は米に引き渡しされるのか?

2020/01/09

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世界38カ国で337人逮捕

カルロス・ゴーン日産自動車前会長のレバノン行きで、にわかに話題を集めた “犯罪人引き渡し条約”。日本は米韓2カ国とのみ条約を結んでいるが、韓国の締約国はアメリカ、日本をはじめ計28カ国に及ぶ。

その韓国でいま犯罪人の引き渡しを巡り注目されているのが、20代前半の青年ソン・ジョンウ(Son Jong Woo)。

世界最大といわれた児童ポルノサイトを運営し、アメリカ、イギリス、ドイツ、韓国など32カ国の司法当局から捜査対象とされた人物だ。

昨年10月に捜査の詳細な結果が公表され、少なくとも18カ国でサイト利用者337人が検挙されていたことなどが明らかとなり、国際的に大きなニュースとなった。そのうち223人が韓国人だったことから、とりわけ韓国国内で重く受け止められている。

ソンは韓国で行われた昨年5月の控訴審で懲役1年6カ月の実刑判決が確定し、現在服役中。

出所は今年4月の予定だ。だが同時にアメリカでも児童ポルノの宣伝・頒布など9つの容疑で起訴されており、米当局は出所後の引き渡しを求めている。

アメリカでは児童ポルノ製造が最高で懲役30年、頒布などが同じく20年と量刑が重く、引き渡された場合は終身刑に等しい懲役を宣告される可能性もある。

韓国の法務部(法務省に相当)は現在のところ、引き渡しに応じるか否かまだ公表していない。

ビットコイン4000万円分を荒稼ぎ

ソンが運営していた児童ポルノサイトの名前は、“Welcome to Video (W2V)”。2015年6月の開設から2018年3月に逮捕されるまで、128万人ものユーザを集めた。


閉鎖されたダークネット上の児童ポルノサイト「Welcome to Video」のスクリーンショット

ユーザはビットコインで料金を支払うか、代わりに新しい児童ポルノを投稿することで、見たいコンテンツにアクセスできる仕組みだ。ソンはこうして犯行当時約37万ドル(約4000万円)相当のビットコインを手にしていた。

ソンの自宅寝室からは動画約25万点など、データ容量にして8TB分の児童ポルノを収めたサーバが押収されている。そのうち45%は、米当局がまだ存在を確認していない映像だった。

捜査を経て、アメリカとヨーロッパの当局はサイト利用者に虐待されていた少なくとも23人の児童を保護。被害児童のなかには、生後6カ月の赤ん坊までいたという。

ソンの事件が韓国社会で注目される理由は、もう1つある。問題の児童ポルノサイトが、通常の方法ではアクセスできないインターネットの領域 “ダークウェブ” で運営されていたことだ。

韓国でも薬物や不正入手した個人情報の売買などダークウェブ絡みの事件はそれまで起きていたが、“世界最大の児童ポルノ事件” の舞台となったことで一気にその知名度が高まった。

昨年11月10日には、警察庁長官がダークウェブの捜査態勢を拡大すると宣言。また12月19日には女性家族部(省庁の1つ)長官が “ダークウェブ違法情報追跡システム” を開発すると述べた。

“足がつかない”ネット領域に集う人々

ただしネットワーク上で情報の発信源を突き止めるのは、極めて困難とされているのが実情だ。

通常のインターネットは、端末ごとの識別番号=IPアドレスの記録を手がかりに発信者の身元が特定される。

専用ツールによる通信でこれを隠蔽し、違法な情報やファイルのやり取りをしても “足がつかない” サイト群が、ダークウェブの実態だ。

IPアドレスの隠蔽に用いられる代表的なツールに、“Tor(トーア)” がある。


※トーアとは「The Onion Router(タマネギルーター)」の略。

Torはネットワーク上の端末をランダムに3回経由しながら暗号化された通信を行い、発信元の特定を防ぐ。互いの素性を知らない運び屋たちが、“ブツ” を道端のゴミ箱などに隠しながら順番に受け渡していくようなものだ。

Torの土台となったのは、90年代に米海軍調査研究所が取り組んでいた匿名化技術。後にインターネットの匿名性を追求する非営利プロジェクトとして、開発が進められた。

2010~12年の “アラブの春” や2013年の “スノーデン事件”、またウィキリークスの運営にあたって、情報発信者の保護に活用されてきた経緯がある。

一方でその匿名性の高さから、犯罪にも悪用されてきた。

ダークウェブは児童ポルノ、ドラッグ、銃、クレジットカード情報などの違法な売買が横行していることでも有名だ。日本も例外ではなく、直近では2019年11月にマンガ家の男が児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで摘発された。

アメリカでは捜査が及んだ2人が自殺

ソンもTorを利用し、自分のサーバのIPアドレスを隠蔽していた。にもかかわらず摘発に至った決め手は、ビットコインの決済情報だ。

米当局の調査官らは情報提供を元に、囮の会員アカウントを作って実際にビットコインを送金。その行方を解析した結果、アメリカの両替所に行き着いた。

そこに登録されていた個人情報から、ソンの身元が判明したわけだ。ソンの逮捕でサイト運営は止まったが、当局は一時的なシステムの更新と偽ったまま捜査を続けた。

ソンは2018年3月時点で22歳。韓国中東部・忠清北道のマンションで、両親と暮らしていた。韓国の裁判所はソンが不遇の成長期を過ごしたこと、また2019年4月に結婚したことなどを勘案し、懲役1年6カ月という軽い刑を言い渡した。

だが欧米で摘発されたサイト利用者への刑罰は容赦ない。377ドル(約4万円)相当のビットコインを支払って2686点の動画をダウンロードした米ワシントンD.C.のシェフは、15年の懲役を言い渡された。

動画のダウンロードと視聴それぞれ1回で摘発されたテキサス州の元政府機関職員は、70カ月の懲役に加えて計4万5000ドル(約490万円)の支払いを命じられている。

また米司法省によれば、捜査令状を発行された容疑者2人が自殺したという。

20代のソンもアメリカに引き渡され、重い刑罰を受けるのか。韓国法務部の対応が注視されている。

[via:週刊文春デジタル]
https://bunshun.jp/articles/-/24183

検察当局によると、このサイトは乳幼児を含む児童に対する性行為の動画を掲載しており、ユーザーに対し、成人だけが映ったポルノを投稿しないよう呼びかけていた。

英国家犯罪対策庁(NCA)は声明で、このサイトは「仮想通貨ビットコインで忌まわしい動画を売り始めたサイトの1つ」だと説明している。

イギリス、アメリカ、韓国、ドイツなどの当局が3年にわたって捜査を行い、サイトの閉鎖にこぎつけた。

サイトの存在は、イギリスで小児性加害者として捜査されていたマシュー・ファルダー受刑者によって明らかになった。

ファルダー受刑者は、このサイト上に児童ポルノの画像や、性的虐待に関する助言を投稿した罪で25年の禁錮刑を受けている。


英国人科学者マシュー・フォルダー受刑者

イギリスではこの捜査にからみ、すでに7人が有罪判決を受けている。

この中には、5歳の少年をレイプしたとして今年3月に22年の禁錮刑を受けたカイル・フォックス受刑者も含まれる。フォックス受刑者はこのサイトに、3歳の少女を性的に虐待している様子を投稿していた。

捜査当局は、ユーザーが利用した仮想通貨の履歴を追跡することで容疑者を特定したという。

また捜査の中で、少なくとも子ども23人が性虐待を受けていた現場から救出された。当局は今後も、掲載されていた動画に映っていた子どもの追跡を進めるとしている。

NCAでこの捜査を主導しているニッキ・ホランド氏は、「ダークウェブ上の小児性犯罪者は(中略)司法の手から逃れられない」と話した。

「自分達が思っているほど隠れていないし、思っているほど安全ではない」

[via:BBC]
https://www.bbc.com/japanese/50078034

ネットの反応

・さすがIT大国
・あらま 少女像が泣くわ。
・刑が軽過ぎ、アメリカへの引き渡しを願います。
・刑務所をはしごするのか。
・結婚したから刑が軽くなるとか意味がわからない。
・生後6ヶ月の赤ちゃんの画像もあったって・・・異常としか言えません。
・当分引き渡しはしない。条約は無視。アメリカの恫喝の後引き渡しでしょう。そんな国だから。
・つーか8TBしかねーのか、ショボ。
・世界最大規模というわりには利用者少なくない?
・逮捕者のうち約70%は韓国人
・あちらは何かと日本人をロリコンの変態だと揶揄するが、検挙された人数を見れば変態ロリコンは自分たちの方でしたねw
・確かに文ちゃんの おっしゃる通り この件に関しては既に日本追い越してます!
・これで慰安婦がとか言っている国とは思わないな。
・いかにも韓国人にふさわしい。
・国技だから仕方ないよね!面目躍起と言ったところでしょう
・驚いた日本人はいない。
・ただでさえ嫌韓ブームなのに、ダメ押しですね。児童ポルノとか本気でアカンよ。でも韓国発なのは妙に納得が行くけどね。
・青瓦台に少女像たてろ
・ロリコンはアニメだけにしておきな
・前々から思っていたんだよ。なんで売春婦の銅像が未成年なのかって…
・児童ポルノ絡みは欧米では最も忌み嫌われる犯罪らしいからな。服役中に素性が知れた日には大変なことになると聞く。
・地上波のTVニュースでも放送していただきたい
・サイト利用者に中には幾ばくかの“日本人”もいるハズだよね!
・日本もアメリカ並みに厳しい罰を与えるべき
・この青年がインド人やメキシコ人だったら、文春オンラインは同じように記事にしたのか?

日本の性産業は割とオープンだが・・・

児童ポルノ自体悪質ですが、このサイトが特に悪質なのは、自分で制作した動画をアップし、それを有償ビットコイン販売できること。

サイト利用者がビットコインをを稼ぐために安易に児童ポルノ動画を作成しようとし、その結果、犠牲者が増えるという、犯罪教唆・促進の側面が大きい。

AVはなんだかんだ言って、演者たちによる作り物フィクションです。そこが決定的な違いでしょう。

児童ポルノは別としても、諸外国に比べれば日本の映像性産業は割とオープンです。お隣の韓国や英国ではアダルトサイトへの接続は制限されています。

で、どっちが性犯罪率が高いか、といえば…もうよくご存知でしょう。韓国のみならず、英国もかなり高いです。特に児童性犯罪が。

公共の場でおおっ平にAVを視聴したりエロ本を開いたり、ということを推奨する気はサラサラないです。TPO大事。

けれど、誰にも迷惑を掛けないレベルでのガス抜きって必要だと思うんですよね。

[via:https://ebiss.hatenablog.com/entry/2019/10/24/200000]

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