ジブリの世界か、おとぎ話の世界かと言った感じの非常に美しく吸い込まれていきそうなこちらのトンネルは、ウクライナのクレベンにある通称「愛のトンネル」と呼ばれる場所。なぜ愛のトンネルなのかは後述するとして、緑色のさわやかな木々に囲まれた不思議なこの空間の神秘性は異常。いつトトロや妖精が出てきてもおかしくないものだ。
良く見るとこのトンネルには線路が引かれている。そう実はここは線路上であるため当然のことながら列車が通るという。しかし1日3回ほど遊歩道として開放されるのでそのタイミングで歩くと気持ちよさそうだ。万が一後ろから列車が・・・などという悲劇のストーリーだけは避けたいものだ。
さてこのトンネルがなぜ愛のトンネルと言う名前が付けられたのかと言うと、カップルでこのトンネルを通り抜けると、願いがかなうという伝説があるからです。ヨーロッパで言えばローマにあるトレヴィの泉 、日本で言えば鈴虫寺、そんな位置づけなのかもしれない。
もちろんカップルでという条件であれば必然的にお互いの結婚についての願いとなるわけですが、新婚旅行などでここにきてお互いの子供を授かりたいなんて願いを込めるのも良いのかもしれません。
ちなみに、ジブリではもっぱらトンネルと言えば『不思議な世界』への入り口となるケースが多いのですが、このトンネルの先にはいったい何があるのか。
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