徳島県は２８日、同日朝までの約１５時間半に、県や県議会に計約３万６０００件の不審メールの投稿があったと発表した。システムへの影響や情報流出の被害はなかった。

　県情報システム課によると、メールは県や県議会のホームページにある「意見入力ホーム」から、２７日午後４時ごろから２８日午前７時半ごろまでの間に送信された。内容はアルファベットや記号の羅列で、プログラムを組んで機械的に投稿されたとみられる。

　県は通信記録を解析したが、発信元が特定できる情報は削除されており、解明はできなかった。

　県は「システムの脆弱性を試し、情報などを抜き取ろうとした可能性がある」としている。２８日、県警に相談した。

[共同]
http://www.sanspo.com/geino/news/20130228/tro13022822180003-n1.html