厚生労働省の審議会が最低賃金を１４円引き上げ、時給７６３円とする目安を示したことについて政治家であり実業家の「渡邉美樹」氏がご自身のツイッターで遺憾の意を表明したことが話題となり、ネットでは「ふざけるな！」「国民の代表なのが誠に遺憾」「遺憾の理由は何だ」と多くの批判を浴びていることが判明した。

ところがこのアカウント良く見てみると認証バッジのない偽ツイッターアカウントであることが判明。多くのネットユーザがネタに釣られてしまう結果となった。

こちらが「渡邉美樹」氏の偽アカウントです。「最低賃金が14円も引き上げられることが決定されました。誠に遺憾です。」とつぶやいているがもちろん本人では無い。偽アカウントである理由の一つはフォロアー数の異様な少なさと、認証バッジ（青いレ点）がないことだ。

また本物の渡邊氏（@watanabe_miki）はこの件についてはコメントを一切しておらず、どのような感想を漏らしているのかが気にはなるがネットでは「偽アカントのツイートが本音だろう」とブラック企業大賞2013ならではの「ブラックジョーク」との声で揶揄されている。

本人ではないにしろ、いかにも発言しそうなこのツイート。今後偽アカウントと気づかず本気で怒り狂い選挙活動を左右する大変な問題に発展する可能性も出てきそうだ。逆に偽アカウントを利用し、情報弱者の票を自由に操ることもできるのかもしれない。

10日に発表されたブラック企業大賞2013では、当初の想定通り「ワタミフードサービス」が大賞をとっている。

[秒刊SUNDAY]

渡邉美樹偽アカウントにネットユーザ『ふざけるな』と全力で釣られる