2日午後7時半頃、熊本市中央区坪井2の市道沿いに立つ鉄筋コンクリート製の電柱(高さ12・5メートル、直径39センチ)が、高さ約6メートルの所で市道側へ「くの字」に折れ曲がっているのを通行人が見つけ、110番した。
熊本県警熊本北署は落下の危険があるとして市道の通行を規制。電柱を所有するNTT西日本が3日、撤去作業を始めた。通信障害、停電などの被害はなかった。原因は調査中。
同署や同社によると、電柱は1976年に設置され、電話やインターネットの通信回線と、九州電力の電線が架かっていた。6月に点検した際は特に傷みは見つからなかった。
ただ、設置から40年近くが経過しており、2013年度に建て替える予定だったという。
[読売新聞]