かわいく賢いネコを大集合させ、視聴者に癒しと笑いを届けるテレビ番組だったはずなのに、愛猫家から「ネコが死ぬぞ」といった厳しい批判が上がることになってしまった。
食事のシーンでネコに与えていたのが、ソフトクリームや、チョコレートでコーティングされたアイスクリーム、しぼりたての牛乳だったからだ。
問題の番組は2016年1月4日放送のTBS系番組「ハッピーあにまる2016」で、「激カワ&爆笑ネコ大集合」というコーナーでのことだ。
かわいいネコの紹介にはとどまらず、様々な特徴や特技のある猫が登場した。「ユーチューブ」などで人気のネコの動画も紹介された。
そしてその中に愛猫家たちから「ダメでしょ、ダメだよ」「動画を流すな!」などと悲鳴があがるものが含まれていたのだ。
それはロシアンブルーのオスネコが、二本の前足でソフトクリームのコーンカップを器用にしっかりと抱え、美味しそうに舐めているというもの。
そしてチョコでコーティングされたアイスも美味しそうに舐めていた。ツイッターや掲示板には、
「チョコ食ったらダメだろ!!!!死ぬぞ」
「猫にアイスクリーム?それもチョコアイスはあかんでしょ 病気になるよTV局も動画流してないで飼い主に注意するべきでしょ」
「最初はバニラ食べててんけどチョコアイス食べてるのまで流しててん。しかもナッツも乗ってた」
「最近こういうテレビ多くて腹立たしいです。飼い主もだけど、制作者側が無知なのか、知ってるけど かわいいから気にせず放送してるのか…。これみてまた無知な飼い主が真似したらどうする気なんでしょう…」
などといった批判が大量に出た。また、別のネコが搾乳している牛舎に入って行き、乳をダイレクトに口で受け取り美味しそうに飲む、という様子も放送され「ネコに牛乳はダメだ」などと指摘する人もいた。
チョコは絶対に与えてはダメ、死亡する可能性も
ペットフード会社やネコの食事に関する専門サイトを見ると、ネコに食べさせてはいけない食品が載っている。
チョコ、乳製品、ナッツ、牛乳、カフェインを与えてはダメだとしている。乳製品や牛乳に関しては、乳糖を分解するラクターゼという酵素が少ないからで、下痢を起こすことがあるという。
ナッツに関してはセルロースを消化できないため腹痛や下痢をする可能性があるそうだ。チョコに関しては危険度が高く、絶対与えてはならないものの一つだ。
テオブロミンという物質が分解できないためで、最悪の場合は命を落とすこともある。今回のネット上の騒ぎについてTBSに対し読者から苦情は来ているのか、そして今後どのような対応をするのかを問い合わせたところ、
「この番組に限らず、視聴者の皆様からは、日頃から様々なご意見をいただいておりますが、その内容については従来から公表しておりません」とだけ回答があった。
[引用/参照/全文:http://www.j-cast.com/2016/01/06254903.html]
https://twitter.com/shimazenyu/status/684302185534914560
ネットの反応
・たまねぎはヤバいって聞いたことあるけどチョコレートは初耳
・チョコがホントにヤバイのは犬
・ペットよりヒステリックな人間のほうがめんどくせー
・牛乳って駄目だったの?ドラマとかアニメで子猫にミルクあげてるシーンとか良く見るけど
>子猫にはまだ乳糖分解酵素を分泌する能力があるので、ミルクは可。成猫になるにつれ、ミルクを消化する能力が衰えていく。
・これは動物愛護法発動していいんでないのか?
・TBSが猫虐待映像流したのかよ最悪だな
ネギ駄目駄目
牧場の牛乳飲む猫
たぶんハガレンの作者の実家だな
そこの猫は下痢もなくプクプクふくよかに育ったそうな