アイドルの熱愛発覚、企業の機密情報の流出など、裏アカウントによる騒動が後を絶たない。
しかし、これだけ話題になっていながら、実際に裏垢を持っていると答えた人は、男女5000人にアンケート調査したところ全体の1.26%とほんの一部だった。
そんな意外な現状から“垢バレ”体験談、アウトローでの活用方法など、裏アカウントについて調べてみた。
隠蔽することは不可能? 死後の裏垢の行く末は
裏垢の所持者が死亡した後の顛末はどうなるのか?
「誰かーエロいことしません?」
そう言って自らの男性器の写真をアップしてきた、とあるツイッターアカウント。だが、ある日実父を名乗る人物の「昨日、息子が事故で亡くなりました」という投稿で更新が途絶え、やがてアカウント自体が消滅した。
投稿には「このようなことで息子の興味を持っていることを知る機会となり、大変複雑な気持ちではあります」ともあった。真贋は不明ながら、イタズラにしては更新期間が2年と長く、最後の投稿後の動きはない。
また、別の男性のアカウントは「これから××(職場)から飛び降り自殺します。私を殺したのは彼らです」と、職場の同僚や上司の名前を連ねたツイートを最後に更新をやめた。
以後6年以上削除も凍結もなく、閲覧可能な状態だ。
「デジタル遺品」問題に詳しいジャーナリストの古田雄介氏は、次のように話す。
「死後の裏垢の行方は運に委ねられるところがありますが、並大抵の準備では完璧に隠蔽できません。
裏垢にログインしていたスマホやパソコンは、パスワードロックがかかっていても、ユーザーアカウントを使って復元する余地がある。
遺族とすれば、思い出やネット口座など重要なデータがつまった端末。どんな手を使っても調べるでしょう」
一方、生きているうちに発覚することもある。
「家族に内緒で乳がんの闘病ブログを書いていた女性は、日記のなかで浮気した夫への怨嗟を吐き出していました。しかし病状が悪化し更新が難しくなった頃、夫に代筆を頼むように。
夫は過去の投稿を目にしたはずですが、粛々と更新を続けました。しかし女性が亡くなると、10年近くたった現在も放置されたままになっています」
死後も永遠に生き恥を晒すことにならないよう、裏垢を持つなら習慣的な防御策が必要だろう。
[via:https://nikkan-spa.jp/1324790]
これから、札幌市役所から飛び降り自殺します
私(札幌市職員 久守 雅倫)を殺したのは彼らです峰田 忍
森下 昇
品川 卓久
時任 絵里
庄司 真紀— 浅山 トルコじゃないT (@asayamaT) May 28, 2010
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ズル剥け@社会人1年@zurumuke3nen※キャッシュ
札幌市職員、地下鉄飛び込み自殺 : さつない毎日新聞