ヤフオクのカテゴリに「スキル」が新設されるなど、ここ数年、ネット上では個々の知識や時間を切り売りすることが目立つようになってきた。
スキルだけでなく、自分の身体的特徴や性格、趣味なども意外とカネに換金できるのだ。それは決して、「他人が持ってない、唯一無二のもの」というわけではない。
誰でも持っている資質、いわゆる「平凡な才能」が、予想外のところでお金を生み出すのだ。
「1か月に3センチ以上は髪が伸びます。散髪代がかさむし、昔は剛毛が悩みでしたね」
そう語るT田さんは、工場勤務の30歳だ。基本的に人前に出ない仕事のため、現在のヘアスタイルは“伸びっぱなし”状態。
そして、もっさりと蓄えた長くて重い毛髪を定期的に切り落とし、ネットオークションで売っているのだという。剛毛まではいかなくとも、「髪の毛」なんてほとんどの人が持っている「平凡な才能」のはず。
しかし、いったいどんなマニアが中年男の髪の毛を買うんだ!?
「人毛って、カツラを作ってる業者が高く買ってくれるんですよ。1年かけて40センチ以上伸ばしたときは、6万円以上で売れました。まさに『カネのなる頭』(笑)。
カラーやパーマで痛んでいない黒髪、レイヤーを入れていないワンレングス、証拠として断髪時の写真を載せるなど、細かい条件を満たすと落札率がアップします」
正式に買い取り窓口を設けている業者もあるというが、男性の場合は断られることもあるため、いつでも自由に取引ができるネットオークションに行き着いたというT田さん。手入れが面倒な剛毛も、いっそ放置してしまえばお宝に変わるのである。
[日刊SPA]
http://news.ameba.jp/20140819-583/
エクステが流行ったときに人毛のやつは中国とかの貧しい人がお金にするために一生懸命伸ばしたやつとか聞いたことあったけど、カツラならエクステより短くてもOKだからいいかもね。
きめえけど時代が時代だからな