教師や親からの「気持ち悪い」という声がきっかけで、ジャポニカ学習帳から昆虫の表紙が消えたことが話題になった。釈然としない理由だが、いつの間にか姿を見なくなったものはほかにもある
アルコールランプ
理科の実験でおなじみのアルコールランプが学校で使われなくなっている。なぜ? 共立女子中学高等学校の桑子研先生は言う。
「取り扱いが難しく、注意点が多く、危険だからです」
危険の理由は、「児童・生徒が実験机から落とす可能性がある」「アルコールが少なくなると、ランプの中でアルコールが気化し、爆発する可能性がある」などだそう。
「また、アルコールランプに火をつける際、別の火のついたアルコールランプで火をつけようとすると、液が傾いて芯の近くまでいって燃えあがる可能性もあります」
ちなみに、現在は、ガスバーナーが一般的だそうだ。
白線ライン引きの消石灰
また、校庭のライン引きの白い粉も、現在はあまり見られないと聞く。
「土の校庭では今でも使用されていますが、ウレタンや人工芝の校庭が増えているからだと思います。また、ライン引きの成分が変わったのも特徴かもしれません」(同)
昔は水酸化カルシウム(消石灰)を使用していたそうだが、水に溶けると強いアルカリ性を示す。このため触ると手がかぶれるなどの可能性があるほか、目に入ると危険だそう。ちなみに、現在の成分は安全な炭酸カルシウムや石膏などが使われている。
[引用/参照:http://nikkan-spa.jp/789431]
ジャポニカ学習帳の昆虫写真
ジャポニカ学習帳の表紙と言えばカブト虫や蝶など昆虫写真がお馴染みでしたが、2012年にはその姿を消しています。
「昆虫写真が嫌だ」という子供の声だけでなく、大人からも「気持ちが悪い」という意見が出たためで、ショウワノートの担当者は「虫に接する機会が減ったということでしょうか」と推測しています。
肌色の名称
自画像や友達の絵、などと人物の絵を描き色を塗るときに、肌は何色で塗りましたか。以前は「肌色」という色の色鉛筆やクレヨンがありましたが、現在ではその名称が変わっています。
色名としては2000年前後に消滅しており、現在は「うすだいだい色」といった名称に変わっていることが多いようです。「肌の色は人により千差万別で、画一的思考にとらわれず描いてほしい」と大手メーカーである「ぺんてる」の広報担当者は話しています。
赤チン
マーキュロクロム液、通称赤チンの名前で知られる皮膚に塗る消毒・殺菌剤です。ひざなど、すりむきやすい場所に赤チンをつけていた子供もいたのではないでしょうか。
日本国内では原料を精製する際の廃液に水銀が含まれる、という理由から原料生産が自主的に中止されました。
赤チンそのものには問題はなかったものの風評被害に加え、赤い色素が服についてしまうと色が落ちにくいという欠点もあり、次第に後発である無色の消毒液に取って代わられました。
へぇ…ライン引くやつ今は普及してないんだ?
時代は流れるものだね。
学校は、大学まで年長組さん達の延長ですからね。
老けていく子供を見守るもんです
学校にもよるけど、他にも有るよ。
・うがい機
・冷水機
・電話連絡網
・クラス全員の住所録
・職員室のタバコ臭
・高さが有る遊具
・各教室の本棚
・動物の居る動物小屋
・生徒がトイレ掃除
・教師の威厳