カナダに住むデニスさんは、その日、3頭の愛犬と一緒に散歩を楽しんでいた。まさかそのすぐ後に、大きな災難が愛犬たちにふりかかるとは思いもよらなかったに違いない。
そう、愛犬たちは、アメリカヤマアラシと遭遇し、襲撃を受け、大きな怪我を負うことになったのだ。
カナダ放送局CBCや英紙ガーディアンなどによると、3頭ともヤマアラシの攻撃を受け、ネスタという名前の犬は腹部に、ソルジャという名の犬は顎に、そしてマハロという名の犬は顔や肺など至る所にヤマアラシの針が刺さってしまった。
特にマハロの状態はひどく、顔一面に針が刺さっているだけでなく、肺や心臓まで針が突き刺さり、命があるのが幸運といった状態。
さっそく手術を行い、最悪の事態は免れたのだが、8000カナダドル(約74万円)ほどの費用がかかることに。
しかし、デニスさんの友人マイクさんが、資金調達の一環としてGoFundMeで1万ドルの寄付を募る手助けをすると、その痛々しい写真が多くの人々の心を動かし、すぐさま1万ドルが集まり、いまや1万5,000ドルの援助をもらえるようになった。
デニスさんは
「適切な言葉を見つけるのはとても難しいですが、心から感謝しています」
とコメントを寄せて、援助してくれた人々にお礼を伝えており、ネットでも
「みな無事でよかった」
「おそらくは犬がヤマアラシにちょっかいをかけた、自業自得の出来事だと思うがそれでも助かってなにより」
「余った分は針をたくさん失ったヤマアラシのために使って」
という意見が寄せられているようだ。
[引用/参照:http://www.narinari.com/Nd/20151134573.html]