「収集家(コレクター)」とは、趣味や研究のために特定のものを集め続ける人のことだ。収集のためにはお金も時間も、ときには家族もいとわない。その情熱は敬意を払うに値するだろう。
いま、あるものをコツコツと集めた男性が話題となっている。彼が集めたものは、なんと「ブラジャー」。しかも購入したのではない。どれも女子大生から直接譲り受けたものなのだ!20年かけて5000枚以上を集めたという。
・壁いっぱいのブラジャー
稀代のブラジャー収集家として注目を浴びているのは、中国・海南省三亜市に住む陳清祖(ちん・せいそ)さん、56歳だ。
コレクションルームの壁にはブラジャーが隙間なく整然と架けられ、それは天井にまで伸びている。陳さんいわく「ブラジャーはただの女性用品ではない芸術品だ」とのこと。その数と扱いに彼の並々ならぬ情熱を感じることができるだろう。
・ブラは全て女子大生から譲り受けたもの
しかも驚きなのは、このブラは陳さんが購入したものではないということ。なんと中国全土の女子大生から寄付されたというのである!いらなくなったブラはもちろんのこと、普段使用していたものを譲られたケースもあるそうだ。知らないオジサンにブラを譲るってどういうことなの……?
・ブラコレクションのきっかけ
陳さんのブラコレクションにはある目的があった。それは「コレクションを通して乳房の健康意識を高めてほしい」ということだ。彼は若い頃、医療スタッフを養成する「衛生学校」に通っていた。ある病院に実習に行った際、婦人疾患を抱える多くの患者に出会ったそうだ。
陳さんは当時を「乳がんの患者も少なくなかった。乳房を切除する人もたくさんいました。患者さんの辛い様子を見ていると、私も辛くてたまらなかったのです」と振り返る。
そして彼の指導教官は患者に「ブラジャーをきつく締めたり、サイズが合わないものはつけないように。乳房を圧迫しないよう自宅などでつけなくてもいいときは、つけない方がいい」と話していたという。
陳さんは乳がんや乳腺の病気に原因の一つがサイズが合わないブラジャーだと考え、女性には「健康のためにフィットしたブラをつける」という意識の向上が必要だと感じたそうだ。それが今日のコレクションを始めるきっかけとなったのである。
・陳さん「体に合ったブラをつけて、乳がんの予防を」
確かに、一説ではブラジャーによる過度な圧迫が乳がん等のリスクを高めると言われている。関係はないという説もあるが、陳さんは、
「若い女性の多くは見た目の美しさのために、キツめや小さめの下着をつけます。美しさ得ることはできても、同時に乳房にリスクをかけているのです。私がブラを集めているのは、体に合ったブラの着用し、乳がんの予防を呼びかけるためです」
と、熱く語る。この彼の主張に共感した女子大生が進んで使わなくなったブラを寄付しているというわけだ。
・「変態」と通報されかかったことも
下着の収集は、直接女子大生に交渉するそうだ。しかし、全員が全員彼の活動に理解を示すわけではない。無視されることもあれば、下着フェチのオッサンと怪しまれ、通報されそうになったこともあるとのこと。
・夢は「ブラジャー博物館」をつくること
彼は、ブラを通した乳がん予防活動のほかに、私財を投じて禁煙や交通ルール順守を呼びかける活動もしている。これらの活動には妻も理解を示しており、地元では「社会貢献の達人」と呼ばれるそうだ。
しかし、「50すぎのオジサンが女子大生のブラジャーを集めている」ということで、誤解されることもあるが、陳さんの使命感はそんなものでくじけたりしない。ちなみに彼の夢は「ブラジャー博物館」を作ること。コレクションを通して、女性の乳房の健康意識を高めることができればと願っているそうだ。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/04/23/435466/
こういうの私大っ嫌いなんだけど、こういうことをやっているのはわかっているよね。でもやっぱりいいことだと思いません!!自分がそんなことをされたらどう思いますか。いやですよね!そんなことをあなたはやっているのですよ。これは、変態だと思います。
中国に変態以外の人がいるのですか?
ただの変態じゃん
物は言い様だね。あとからいくらでも言い訳できる。
きっと返事をするときに言う言葉は…ブラジャーなんだろうね
体に合う物を見つけて交換してあげる、とかなら理解できるけど。