誘拐は人の命が関わる重罪であり大きな注目を集めますが、まれに自作自演の狂言誘拐のニュースが報じられることがあります。
アメリカ・ニューヨークで、男が誘拐の自作自演をしたことが発覚して逮捕されたのですが、その理由は「2週間も彼女に連絡していなかったので、怒られるのを恐れたから」というものでした。
逮捕された男は、ラメル・ペットウェイ(36歳)。彼女と一緒に暮らす自宅には2週間も連絡を入れず、帰らずにいたそうです。
事件が起きたのは深夜1時10分頃、ペットウェイが2台の車の間にうずくまっているところを通行人が発見しました。手足と口はダクトテープで覆われ、ぼろぼろの姿であばら骨の痛みまで訴えていたそうです。
すぐに病院に搬送されたペットウェイは、当初「記憶がない」と伝えていましたが、後に「2人組の男に誘拐されて青いミニバンに乗せられた」、「目をすぐにふさがれ、引きずり回されたあげくに捨てられた」と、次々に証言を始めました。
ところが警察はこれらの供述に不審な点があると感じ、ペットウェイを追求。すると偽の誘拐であったことを自白したとのことです。
狂言誘拐を考えたのは、「連絡せずにいなくなっていたことを、彼女に怒られるが怖かったんだ」と自供しています。
彼女がよほど怖い女性なのか、それとも本人が情けないだけなのかは定かではありませんが、結局よりひどい目にあうことになるのは間違いなさそうです。
[らばQ]
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