韓国西北部の仁川（インチョン）市で、ちょっと驚きの事件が発生した。仁川市内の大学に通う女子大生のAさんが、校内で下半身裸の状態で自慰行為をしていた男を発見。警察に通報し、さらに防犯カメラの映像の一部を自身のフェイスブックに投稿したところ、犯人検挙に成功したのである。

・奇妙な声がする……
Aさんによると、男は大学の本館4階にあらわれた。Aさんがエレベーターに乗ろうとすると奇妙な声が聞こえたため、声のする方向へ近づくと、自慰行為をする男がいたのだ。Aさんはすぐさま学校の総合状況室に通報。警察を呼び、防犯カメラの映像を一緒に確認した。

映像を見ると、男は校内をウロウロしていたことが分かった。さらに薄暗い階段の踊り場でズボンをひざまで下げ、通り過ぎる女子学生をチラチラ見ながら自慰行為に励む姿もしっかりと映っていた。

・変態男を捕まえたい！
警察は「女子学生はひとりで歩かないように」と注意したが、「絶対に変態男を捕まえたい」と思ったAさんは、Facebookに発生場所や時刻、着衣など、男に関する詳細な情報を投稿。防犯カメラ映像の一部も画像として添付し、「容疑者を知っている方や疑わしいと思う人を見つけたら教えて下さい」と訴えたのだ。

・勉強のストレス
その投稿から数日経った2013年4月4日、仁川南部警察署は27歳の男子大学生を「公然淫乱罪」で検挙したことを明らかにした。男子学生は、キャンパス内で自慰行為をした理由について「勉強のストレスを発散させるために淫乱行為をした」と警察に供述したという。

韓国のインターネットユーザーらは、「キャンパス変態男」の検挙にホッと一安心している様子。AさんがFacebookで情報を公開したのも、迅速な検挙につながったようだ。いくら勉強が大変でも、犯罪を通じたストレス発散は決して許されない。スポーツをするなどして健全な方法で発散してもらいたいものだ。

[rocketnews24]
http://rocketnews24.com/2013/04/08/314286/